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『…けどさ、五条さんが私を好きだとしても、好きになる要素なんてある?』

「“うーん、そうきたか”」









なんでだろうねー。とフヨフヨと浮いている花子に『わからないの?』と聞いてみると「“俺は少年じゃないからね〜”」と花子が笑いながらそう言った









「“ただ、少年が麗音に惹かれてるっていうのは見るからにわかるよ”」

『?』

「“だって麗音、おばかじゃん”」

『祓ってほしいのね?』









花子は「“きゃー”」と言いながらフヨフヨとどこかへ行ってしまい、残った私は紅茶を飲んでいると「にゅやーー!」と飛んできた先生を見た









「いたぞ、こっちだ!!」

「にゅやー!」









どったんばったんと暴れ回るみんなを呆然と見つめていると、「なんだかんだで、結局は暗殺になるね」とカルマが隣に座ってきた









レモン煮オレをまた飲んでいるカルマを横目に、残っている紅茶を再び飲む









「明日が最終日か〜。楽しかったね、修学旅行」

『………』

「どうしたの?」

『うん、ちょっと思ったんだけどね
修学旅行って、終わりが近づいた感じがするでしょ?
この暗殺生活は始まったばかりだし、地球が来年終わるかどうかはわからないけど
このE組(クラス)は絶対に終わるんだよね。来年の3月で」









窓から見える綺麗な星空、その中に浮かぶ三日月
月を見上げながらそう言うと、「そうだね」とカルマもつられて月を見上げる









『みんなのこと、もっと知ったり先生を殺したり、やり残すことないように暮らしたいな』

「……とりあえず、もう1回ぐらいは行きたいね。修学旅行」

『うん』









騒ぎがおさまった頃に部屋に戻り、みんなが寝る準備をしている中、私はそそくさと布団の中に入った









綾人たち、ちゃんと寝てるかな
ご飯食べてるといいな…





明日はお土産たくさん買って帰ろう









ー深夜2時ー









「“麗音、麗音”」

『んぅ…』

「“起きて、ねぇ”」









ツンツンと指で頬をつつかれ、『なに…?』と薄目を開けると花子がニッコリと笑っていた









「“今めちゃくちゃ星綺麗だから見に行こう”」

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設定タグ:暗殺教室 , 呪術廻戦 , 五条悟
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夜空 - スゴく面白かったです!続編も見ます!! (2021年6月5日 23時) (レス) id: 587626ec74 (このIDを非表示/違反報告)
- 私的にこの作品は今まで見てきた中で一番なので自信を持ってください! (2021年4月28日 22時) (レス) id: d391eac599 (このIDを非表示/違反報告)
- 私はこの作品が大好きです。 (2021年4月15日 18時) (レス) id: 9677d4e8b3 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - たらペンさん» 設定やシリーズの最後に追加設定も書いたりしてるのでそこでわかるかと思います…! (2021年2月27日 11時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
たらペン - 夢主ちゃんじゃありませんでした!ホントにすみません!! (2021年2月26日 22時) (レス) id: 94ca73ecd6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:サッカーバカ | 作成日時:2021年1月17日 12時

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