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『じゃ、またね』
「うん」
椚ヶ丘からいつも使っている駅で降りた後、渚と別れる
五条さんが並んで歩いているのをいつものように感じ、そのまま家へ向かう
「中間テストはどうだよ」
『…頑張りますよ』
「…ま、恥ずかしいことになるなよ」
『……』
チラリと五条さんの顔を見れば、真っ直ぐと前を向いているアイスブルーの瞳が見えた
サングラスの奥から見える綺麗なアイスブルーだ
その瞳にとらえられたきっと、逃げれない気がする
少し目を伏せたあと、前を真っ直ぐと向いた
明後日から始まる中間テストのために、ちゃんと勉強しないと
ー翌日ー
「さらに頑張って増えてみました。さあ、授業開始です」
…増えすぎだと思う
各机に4人ほどの先生が取り囲んで授業をする
残像もかなり雑になってるし、雑すぎてもはや別キャラになってきている
気合の入りが違う先生
休み時間になれば、息切れしている先生がいる
「さすがに相当疲れたみたいだな」
「なんでここまで一生懸命先生をすんのかね〜」
「ヌルフフフ。全てはキミたちのテストの点をあげるためです。そうすれば…」
頭の中で何かを考え、緩み切った顔になっていく先生
「となって、殺される危険もなくなり先生にはいいことずくめ」
「…いや、勉強の方はそれなりでいいよな」
「うん。なんたって暗殺すれば賞金100億だし」
「100億あれば成績悪くてもその後の人生バラ色だし」
「にゅやッ。そ、そう言う考えをしてきますか!!」
そう言う考えになるのも無理はない
なんたってここは、エンドのE組だ
テストなんかよりも、身近にあるチャンスに手を伸ばすんだから
「なるほど、よくわかりました」
『？』
「今のキミたちには、暗殺者の資格がありませんねぇ」
顔色を紫のバツにした先生は、「全員校庭へ出なさい」と言い、教室を出て行った
言われた通りに校庭へ向かうと、ゴールを動かしている先生がいる
何をするつもりなんだろう
「イリーナ先生。プロの殺し屋として伺います」
「なによ、いきなり」
「あなたはいつも仕事をする時、用意するプランは一つですか？」
「…いいえ」
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夜空 - スゴく面白かったです！続編も見ます！！ (2021年6月5日 23時) (
レス) id: 587626ec74 (このIDを非表示/違反報告)
雫 - 私的にこの作品は今まで見てきた中で一番なので自信を持ってください！ (2021年4月28日 22時) (レス) id: d391eac599 (このIDを非表示/違反報告)
雪 - 私はこの作品が大好きです。 (2021年4月15日 18時) (レス) id: 9677d4e8b3 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - たらペンさん» 設定やシリーズの最後に追加設定も書いたりしてるのでそこでわかるかと思います…！ (2021年2月27日 11時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
たらペン - 夢主ちゃんじゃありませんでした！ホントにすみません！！ (2021年2月26日 22時) (レス) id: 94ca73ecd6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2021年1月17日 12時
