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「“ねえねえ、麗音。あれは殺しちゃダメなんだろ？”」
『バカ、そんなことしたらもう花子とは縁が切れるでしょうが』
「“うん、それはやだ”」
『私が守るから、あんたは守られといて』
“はーい”という声を聞いて、チラリと後ろを振り向けば、術式を使って捕まえようとしてくる
『花子』
「“んー？”」
『相手の攻撃見て、防御してくれる？無理だった場合は私が避ける』
「“はーい”」
包丁を出した花子は「“鬼さん、こちら〜”」と煽り出した
今はダメだからやめて
「“麗音、右から来てる”」
『了解』
あまり目立ったことはできない
このまま一般人のふりをして街の中に行くのはいいけど、花子は今傷だらけだ
花子を抱えながら歩くのは少々厄介だ
呪術師も最近この街に多く出没してる
『飛ぶよ』
「“うん。鬼さーーん”」
「あ、こら！」
「“まったね〜”」
パラパラと陽伊羅銀特性の煙玉を後ろに投げつけ、白煙と共に姿を消す
『っと』
「“ふへ〜…”」
『花子、無事？』
「“全身あちこち痛いけど無事だよ”」
『なら、早めに帰って休もうか』
「“そだね”」
路地裏の中に入り、白杖代を花子に返す
「“にしても、よく俺があそこにいるってわかったね”」
『あそこ通った時、花子の呻き声聞こえた』
「“ありゃりゃ…それはお恥ずかしい”」
『ほら、帰るよ。無断で外に出た罰として、悠たちと遊んでもらうから』
「“俺ズタボロなのに？”」
『なんか言った？』
「“なんでもありませーん”」
ふわっと浮き上がった花子は、少し乱れた衣服を戻し、落ちてしまっていた学生帽を被った
「“じゃ、帰ろっか”」
『うん』
「“あ、そうだ。帰ったらドーナツ食べたい”」
『えー…』
「“おーねーがーいー。砂糖のたくさん乗ったシュガードーナツ食べたい〜”」
『ったく…その代わり、ちゃんと3人と遊んでよね』
「“はーーーい！麗音、ありがとう！”」
『はぁ…』
なんだかんだで、私も甘いのかもしれない…
大丈夫か、コレ
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Lilly☆(プロフ) - 呪術廻戦も暗殺教室も地爆少年花子くんもマジで全部好きだからこの作品マジで神だと思いますｯｯ！！（ノンブレス）応援してます！長文失礼しましたｯ！ (1月21日 0時) (
レス) id: 7ba1779775 (このIDを非表示/違反報告)
柚 - 作品はとても好きなんですけど、やっぱり花子君って地縛少年花子くんですよね、、、? (9月28日 22時) (レス) @page6 id: b29d77ae47 (このIDを非表示/違反報告)
ラオ - 凄く面白くて凄く大好きです。 (2022年3月16日 22時) (レス) @page50 id: 55fba24325 (このIDを非表示/違反報告)
雪 - 何故こんなにも面白いのに文句を言うのかがわからない。 (2021年4月15日 18時) (レス) id: 9677d4e8b3 (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 35ページ 並んでくる とありますが、睨んでくる とかではないのでしょうか？ (2021年2月5日 10時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2021年1月10日 22時
