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3話 殺すの時間 ページ32

「いたいた」

「今日のおやつは北極の氷でかき氷だとさ」

「コンビニ感覚で北極行くなよ、あのタコ」









森の中でみんなが先生の暗殺を目論み、笑顔かつ殺気立っている
そして、その暗殺は失敗に終わると共に、みんなの手には育てたチューリップが握られていた









「ひどい、殺せんせー。大切に育ててやっと咲いたのに」

「す、すいません。今新しい球根を…買ってきました」

「マッハで植えちゃだめだかんね!!」

「承知しました!!」

「1個1個いたわって!!」

「はい!!」

『……ねぇ、地球を滅ぼすって言ってたよね…』

「お、おう…。その割にはチューリップ植えてんな」









なんであんな先生、殺さないんだろうか…









「渚、何メモってんの?」

「先生の弱点を書き溜めてこうと思ってさ。そのうち暗殺のヒントになるかもって」

『どれどれ?』









メモに記されている弱点を見ると、「カッコつけるとボロが出る」と書いてある









『…なにこれ』

「その弱点、暗殺に役立つの?」

「………」









私たちは殺し屋




椚ヶ丘中学校3年E組は暗殺教室






そして









椚ヶ丘中学校の私たち以外(・・・・・)は…名だたる進学校









「あ、烏間さん!こんにちは!!」

「こんにちは」

『今日はどうしたんですか?』

「明日から俺も教師として君らを手伝う。よろしく頼む」

「そーなんだ!! じゃあこれからは烏間先生だ!!」

「…ところで奴はどこだ?」

『それが…』









目を逸らしながらしょうもない案な理由であんなことが起きているなんて聞いたらこの人多分…









「殺せんせー、クラスの花壇荒らしちゃったんだけど、そのお詫びとして」

「おーーーーい!! 棒と紐持ってきたぞー!!」

「ハンディキャップ暗殺大会を開催してるの」









木の枝に吊るされてヌルヌル避けるだけの先生に、みんなが苦戦を強いられるだけである









「どう渚?」

「うん…完全に舐められてる」

(くっ…これはもはや暗殺と呼べるのか!!)

「でも待てよ。殺せんせーの弱点からすると…」









完全に舐めきっている先生が吊るされている枝がギシギシと音を立てて、バキッと折れた









「あっ」

「「………」」

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設定タグ:暗殺教室 , 呪術廻戦 , 五条悟
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Lilly☆(プロフ) - 呪術廻戦も暗殺教室も地爆少年花子くんもマジで全部好きだからこの作品マジで神だと思いますッッ!!(ノンブレス)応援してます!長文失礼しましたッ! (1月21日 0時) (レス) id: 7ba1779775 (このIDを非表示/違反報告)
- 作品はとても好きなんですけど、やっぱり花子君って地縛少年花子くんですよね、、、? (9月28日 22時) (レス) @page6 id: b29d77ae47 (このIDを非表示/違反報告)
ラオ - 凄く面白くて凄く大好きです。 (2022年3月16日 22時) (レス) @page50 id: 55fba24325 (このIDを非表示/違反報告)
- 何故こんなにも面白いのに文句を言うのかがわからない。 (2021年4月15日 18時) (レス) id: 9677d4e8b3 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 35ページ 並んでくる とありますが、睨んでくる とかではないのでしょうか? (2021年2月5日 10時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:サッカーバカ | 作成日時:2021年1月10日 22時

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