殺し屋最恐と呪術師最強

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ﾍﾟﾀﾝ




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「ホームルームを始めます。日直の人は号令を！」









誰がどう見ても、この“超生物”を恐れるだろう




そんな私たちが持つものは、銃









私たちは殺し屋









「おはようございます」









鳴り止まない銃声の音、それを全て避けている超生物









「発砲したままで結構ですので、出欠をとります。磯貝くん」









クラス全員の出欠を取れば、超生物は「素晴らしい！」と無遅刻無欠席のことを褒め称えた









私たちは殺し屋


ターゲットは、先生









「残念ですねぇ。今日も命中率ゼロです
数に頼る戦術は個々の思考を疎かにする
目線、銃口の向き、指の動き、一人一人が単純すぎます
もっと工夫しましょう、でないと…最高時速マッハ20の先生は殺せませんよ」









マッハ20の超生物相手にどう殺せというのだ
私が相手できると言えば、対人の喧嘩、あとは呪霊ぐらいだ









「本当に全部避けてんのかよ、先生！どう見てもこれただのBB弾だろ？当たってんのに我慢してるだけじゃねーの!?」

「「そうだそうだ!!」」

「では弾を込めて渡しなさい」









BB弾を込めた銃を手渡すと、超生物は「言ったでしょう」とトリガーに“触手”をかけて銃口を自分の触手に向けた









「この弾はキミたちにとっては無害ですが…」









ﾄﾞﾌﾞﾁｭｯ









パン、という銃声の後、ブチリと切れた超生物の触手
ビチビチと床に跳ねまくる触手に気分が悪くなる









「国が開発した対先生特殊弾です
先生の細胞を豆腐のように破壊できる。ああ、もちろん数秒あれば再生しますが。だがキミたちも目に入ると危ない。先生を殺す以外の目的で室内での発砲はしないように
殺せるといいですねぇ、卒業までに」









緑と黄色のしましまの顔になる超生物の声と共に、朝礼が終わるチャイムが鳴った









椚ヶ丘中学校3-Eは暗殺教室


始業のベルが今日も鳴る









ー1時間目・英語ー









「そこで問題です、陽伊羅銀さん。この4本の触手のうち、仲間外れは？」

『…青』

「正解!! 青の例文のWhoだけが関係詞です」

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