24話 学院祭当日 ページ11
「ああ、それと…」
「?」
「皇月の御子息が、あまりいじめてやるなと言っていたよ」
(皇月?)
…ああ、いつか部室に来た
だがなぜそいつが
「自分の可愛いモノがああまでひどくされては困り物だそうだよ」
その言葉の意味は、学院祭当日でわかることになった
理央side
2日が経った今日は、学院祭当日
「「いらっしゃいませ、お客様!! 1-Aの探偵事務所へようこそ♡」」
「ルーレットで当てた数字がお客様の推理するお題になりまーす☆」
「制限時間は30分!!」
「「お困りの際は、1-Aが誇る成績トップ集団があなたをサポート♡
お好きな「助手」をご指名くださーい」」
ハルちゃんと私を指名する声が鳴り止まない
それにしてもすごいな
新聞とかテレビで見たことある著名人ばっかり
「光、馨」
「「お母さん」」
「楽しそうな企画じゃない?
内装もまあまあ素敵ね」
とても綺麗な女の人がやってきたと思ったら、2人のお母さんだったんだ
「おかーさん、おかーさん、これハルヒと理央」
「将来うちの養子にするからヨロシクー☆」
『およ!?』
「あら、あなたたちが噂の?」
じろじろと見てくるお母さんは、姿勢のことや服装のことを指摘してきた
「ホラ、これでいいわ
今度うちに食事にいらっしゃいな。新作のドレスも着せてみたいし
ねっ、アナタ♡」
「そうだね」
2人(えっお父さん!?)
どう見てもお付きの人かと…
「光と馨のお父さんて、何してる人なの?」
「ソフトウェア開発企業の役員だヨ
ちなみに入り婿」
「常陸院は母方の姓なんだ」
「「ウチは代々女傑一族なんだよネー
僕らお父さんにそぬくりで寡黙だからこの先心配でサー」」
「なにそれは。笑うところ?」
『どこが寡黙なの?』
確実にお母さんの血筋を色濃く受け継いでるよね?
「藤岡君たち、そろそろ部の方の時間だろう?
ここは大丈夫だから行っといでよ」
「タマちゃんたち呼んだから行こう〜♡」
押し売りバニーしてきたハニー先輩と共に環先輩の方へ向かった
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チョコモナ(プロフ) - このお話を読ませていただいて、とても素敵なお話でした!ずっと更新されてないみたいですけど、もう更新はしないのですか?その先の物語も読んでみたいです! (2021年9月1日 14時) (レス) id: f7473ba114 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サッカーバカ | 作成日時:2020年10月27日 0時