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相手はさすがにやばいと思ったのだろう。背を向けて歩き出した
『なァ、待てよ…。ルーティーンってやつなんだろ？』
バキッと両手の骨を鳴らした
警報が鳴れば即中止になる
それだけは絶対に避けたい
「なんのことかな？」
「動画」
『見たんだよ』
「ラブラバ、カメラを回せ」
つーかさ…ホント、もう
やめろよ
2人「
ー時刻 8時32分 A組出し物まで 1時間28分ー
「察しの良い少年少女だ」
「この子たち…たしか……」
チラリと周りを目だけで見る
土曜の朝で一通りなんてない
雄英周辺には事務所はほぼない
加勢には期待できない
お店の人に通報を頼みたいとこだけど
そんな時間はない
「ラブラバ!! 予定変更だ」
『イイなぁ…殺る気？』
コートや変装道具を取ったのは動画で名を挙げていた敵
「リスナー諸君!! これより始まる怪傑浪漫!! 目から目からず見届けよ、私はぐぜたる義賊の紳士 ジェントル・クリミナル!!
予定がズレた!! ただ今いつもの窮地にて、手短に行こう。今回は『雄英!! 入ってみた!!』」
(俗っぽ!!)
(ネーミングセンスひでー)
緑谷が突っ込むと、ビチッと何かに阻まれた
「外套脱衣のついでに“張らせて”もらった
リスナーならば承知のはずだが？」
『“個性”…「弾性」…』
「そう。触れたものに弾性を付与する。たとえそれが空気だろうと！暴力的解決は好みじゃない」
吹っ飛んでいく緑谷を体育祭で見せたあのカーブで拾い上げる
「エグいぐらい暴力的よ、ジェントル…」
「私も驚きと混乱の最中さ、ラブラバ」
『……………。てめェら、殺す…』
友達吹っ飛ばされて、キレない奴はいないだろう
「見かけによらず恐ろしい!! 申し訳ない少年少女！私は征く!!」
「謝るなら」
『学校に手ェ出すんじゃねぇよ!!!』
「そいつはできぬ相談！」
『！』
ジェントルが地面に手をついたのよりも少し前に緑谷の襟首を引っ掴み、地面を分解し修復して岩の柱を作り出す
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サッカーバカ(プロフ) - うさぎさん» ありがとうございます！ゆっくりですが、よろしくお願いします (2020年6月20日 21時) (
レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
うさぎ - 続編おめでとうございます。今後も楽しみです。 (2020年6月20日 20時) (レス) id: 1ab5dd9ceb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2020年6月20日 11時
