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翌朝､ロンの家に行くための準備をしていると朝の霧の中から1匹の梟が手紙を加えて飛んできた
「お疲れ様､休んでていいよ」
そう言うと梟は机の上に手紙を落として椅子の縁に止まった
A､お元気ですか？
私のところにもハリーからの手紙が来てません
Aの所にも来てないならロンも同じだと思います
私は今も勉強に励んでいます
「休みなのに…」Aは唸り声をあげた
───Aも動物と走りまわるのはいいけど勉強しておいたほうがいいと思います。2年生になったら前よりもグンと難しくなるわ
いつになるかは分からないけど今度ダイアゴン横丁に行くから日程が決まったらロンの家にふくろうを送ります
私も早くAに会いたいです。
───あとお母さんは怒らせないようにね
ではまた。
ハーマイオニー
「怒らせたのは私じゃなくて父さんだよ…」
そう呟くとAはハーマイオニーの手紙も学校用トランクの中に閉まった
荷物をまとめ階段を降りると父さんと俯いた兄さん､仕事着を着た母さんが立っていた
Aはそれに気づくとハッとした
「母さん…もう行くの？」
母さんはAの方を向くとゆっくりと頷いた
「おいで」
母さんが大きく手を広げAは胸の中に飛び込んだ
「次の休みは必ず取るからちゃんとホグワーツで勉強してきてね､頑張って」
「うん…」
母さんがロルフの頭を撫でるとロルフは照れくさそうにしたが寂しそうに笑った
父さんに目配せすると母さんは姿くらましを使って部屋から消えていった
「母さんもずっと仕事な訳じゃない､さぁ気を取り直して！A荷物を貸しなさい」
父さんはそう言うとキラキラした粉が大量に入った鉢を取り出した
「先に行きなさい､ロルフはここにいて」
「えぇ僕もロンに会いたいよ！」
ロルフは口を膨らませたが父さんの説得で諦めた
「さあ
「言われなくてもわかってるよ」
キラキラ光る粉をひとつまみし暖炉の中に放り投げズイと中に入った。赤い炎はエメラルド・グリーンに変わりまるで巨大な穴に吸い込まれるように高速で回転した
───
──
「ケホンっケホっ…､あ痛っ！」
暖炉から出る頃には体中は煤だらけになりおまけに暖炉の突っ張りに頭をぶつけてしまった
「おやまあフレッド､スキャマンダーのお嬢さんが来たぜ」
「ほんとだな､頭をぶつけてるぜ」
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Luna riddle(プロフ) - 今までで1番更新を楽しみにしているお話です！ドラコ推しなのでドラコとの絡みがあってもうほんっっっとに助かります！！ドラコ堕ちだったら嬉しすぎますがどんなお話になっても楽しめそうです！！！素敵なお話ありがとうございます！！❤️🤍 (1月30日 22時) (
レス) @page26 id: 3318266b0c (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - 魔法生物、ズーウー出して欲しいです(笑) (8月29日 12時) (レス) @page42 id: 3196a4c901 (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - ページ39で、主人公の名前が変換されてない箇所があります。 (7月21日 18時) (レス) @page39 id: ba491fb673 (このIDを非表示/違反報告)
モフフサ - 作品の更新楽しみです (7月20日 22時) (レス) @page37 id: 92225f0aae (このIDを非表示/違反報告)
ささみだよ(プロフ) - すごく面白いです！1日ですべて読んじゃいました、、、！更新待ってます！頑張って下さい！ (2023年3月22日 4時) (レス) id: d190ff09f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：遊子 x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/b2feacb2cf1/
作成日時：2022年8月14日 19時
