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ハリーとハーマイオニーを待つ2人は睡魔に飲み込まれかけていた。首をだらんとし､お互いが何の話をしているかも曖昧になっていた
「もう寝ない…？明日…2人から､結果を聞こうよ…」
ロンの意見にAは文句言わず､2人は寮の階段で別れた
「……ぁ」
Aが目を覚ますと､ハーマイオニーが自分のベッドの上で背を向け座っていた
「おはよ…ハーマイオニー…？」
寝ぼけ眼で言うAをハーマイオニーは腫れた目で見た
「どうしたのハーマイオニー､」
「Aっ､」
ハーマイオニーはそう言うとAの肩に顔を埋めた
「……よしよし」
まだ寝ぼけているAはハーマイオニーの頭を撫で始めた
「遅れちゃうよ？」
「それよりも…砂時計の所へ行って､」
砂時計の所とは､寮の得点を記録している場所だった
「1人50点…?!」
「えぇ…」
ハーマイオニーの態度の謎がやっと解けた。昨日2人はマクゴナガル先生に見つかったそうだ。しかもその場にはネビルもおり1人50点という数字を3人は引かれたらしい
「じゃあ､グリフィンドールの点数は150点も引かれたんだね…」
砂時計の前を通りかかるグリフィンドール生の目が事の重大さを表していた
ハーマイオニーを見る目は氷の様に冷たく､あしらった様な目付きがハーマイオニーを刺した
「行こうハーマイオニー…大丈夫だよ」
Aはハーマイオニーの手をしっかりと握りしめた
教室につくとハーマイオニーは端っこに座った。その隣に座ったAの周りに人はいなかった。
正確に言えば､ハーマイオニーとネビルの近くに座ろうとする人はおらず､ハリーの周りにはロンしか座らなかった
授業が始まってもハーマイオニーはお得意の発表はせず､ただ黙々と勉強し始めた。そんなハーマイオニーもネビルもハリーもAとロンは心配し始めた
Aが『マーミッシュ語完全習得及び一覧』を図書室から借りてくるとボウトラックルがローブから顔を出した
「どうしたの？何かいた？」
ボウトラックルは黙って周りを見渡した
「だからどうした───」
「ボボ､ボウトラックルですか」
「うわっ!!」
急に現れた彼を見て腰を抜かしてしまったA
「だだだ…大丈夫ですかっ、？」
「えぇまぁ…気配なく来ると怖いですよ､クィレル先生」
震えた声と挙動不審な動きをするクィレル先生
「こっ…こんにちはスキャマンダー君…」
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てぃろ(プロフ) - 今まで見た作品の中でナンバーワンです♥応援してます (9月29日 2時) (
レス) @page50 id: 8ee66f076b (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - ページ13で、「ニンバス2000」が「ニンバ2000」になっています。 (2023年2月21日 15時) (レス) @page13 id: ba491fb673 (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - ありがとうございます！続き楽しみに待ってます！ニュートやテセウス、ティナも出てきて欲しいです(笑) (2022年8月14日 6時) (レス) @page50 id: 3196a4c901 (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - 続き楽しみにしています！ズーウーやピケット出してほしいです！(笑) (2022年6月5日 6時) (レス) @page10 id: 3196a4c901 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - これすっごく面白いです！！ これからも無理のない範囲で頑張ってください！！ (2022年6月1日 18時) (レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：遊子 x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/b2feacb2cf1/
作成日時：2022年5月28日 10時
