・ ページ4
「ビューン、ヒョイですよ､いいですかビューンヒョイ。呪文を正確に、これとまた大切ですよ覚えていますねあの魔法使いバルッフィオは『F』ではなく…」
「早く始めたいよね」隣のパーバティがAに耳打ちした
Aもうんうんと頷いた
長いフリットウィック先生の話が終わり早速実践が始まったがこれはとても難しかった
「ウィンガーディアム レビオーサ！」
Aが杖を振っても羽はふわっと少し動いただけで空中を舞わなかった
「パーバティやってみて」
「ウィンガディアム レビィオーサ！」
パーバティの羽も少し動くもまた止まってしまった
シェーマスは癇癪を起こして羽を爆発させてしまいハリーは帽子で火を消すのに大変そうだった
すると前の席のハーマイオニーが見事羽を浮かせた
「オーッ、よくできました！」先生が拍手をして叫んだ
「皆さん見てください。グレンジャーがやりました！」
クラスが終わるとAは人混みの廊下で歩くハーマイオニーの後ろに駆け寄った
「ハーマイオニー凄いね､私全然浮かなかったのに…」
少し早歩きで歩くハーマイオニーは不機嫌そうな顔をしていた
「どうしたのハーマイオニー？」
ハーマイオニーとAの前で歩くハリーとロンから何か聞こえてきた
「──だから誰だってあいつには我慢できないっていうんだ。全く悪夢みたいな奴さ､だからお人好しのAにくっついて回ってるんだよ」
内容ですぐにハーマイオニーのことだと分かったAはチラッとハーマイオニーを見た
ハーマイオニーは目を赤くすると涙を溜めていた
驚いたAはハーマイオニーに声をかけようとしたがハーマイオニーはハリーにぶつかって走っていった
Aも走って行ったが追いつかずハリーとロンの横に並んだ
「今の聞こえたみたい」とハリー
「それがどうした？誰も友達がいないってことはとっくに気がついているだろうさ」
「ロン！」Aが呆れたように言った
「君もあんな奴放っておけよ､どうせ1人になりたいんだと思うよ」
人を強く怒ることができないAは黙ってしまった
次のクラスにも来ず､その日の午後は1度も見かけないハーマイオニーにAが心配していると同じ部屋のパーバティとラベンダーが話しかけてきた
「ねぇA､ハーマイオニーどこ行ったの？」
ラベンダーが心配そうに言った
「分からないの…私探してくる」
ハロウィーンのご馳走に間に合うよう､Aは城中を探索した
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 737人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハリーポッター」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
てぃろ(プロフ) - 今まで見た作品の中でナンバーワンです♥応援してます (9月29日 2時) (
レス) @page50 id: 8ee66f076b (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - ページ13で、「ニンバス2000」が「ニンバ2000」になっています。 (2023年2月21日 15時) (レス) @page13 id: ba491fb673 (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - ありがとうございます！続き楽しみに待ってます！ニュートやテセウス、ティナも出てきて欲しいです(笑) (2022年8月14日 6時) (レス) @page50 id: 3196a4c901 (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - 続き楽しみにしています！ズーウーやピケット出してほしいです！(笑) (2022年6月5日 6時) (レス) @page10 id: 3196a4c901 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - これすっごく面白いです！！ これからも無理のない範囲で頑張ってください！！ (2022年6月1日 18時) (レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：遊子 x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/b2feacb2cf1/
作成日時：2022年5月28日 10時
