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読み終えるとAは肩を落とし俯いた
「母さん帰って来れないって…」
「なら僕達と残ろうよ！」
ハリーの提案にロンも賛成した
「「なら男子寮に来いよ」」
隣のウィーズリー兄弟が入ってきた
「帰ってるやつのベッドを借りればいい」
「なんなら僕たちのベッドに来いよ､温めてやるぜ」
ヘラヘラ笑いながら言う2人にその隣にいたアンジェリーナがドン引きしていた
「でもそれはいいかもね､男子は女子寮に入れないけど女子は自由に出入りできるし」ロンが言った
「楽しそうだね､じゃあ入っちゃおっかな」
決まったところでハリーが机の下でロンにグータッチした
魔法薬のクラスを終えて地下牢を出ると行く手の廊下を大きな樅ノ木がふさいでいた
木の下から2本の巨大な足が突き出してフウフウいう大きな音が聞こえたのでハグリッドが木をかついでいることがすぐ分かった
「やあハグリッド､手伝おうか」
とロンが枝の間から頭を突き出して尋ねた
「いんや大丈夫。ありがとうよロン」
「すみませんがそこどいてもらえませんか」
後ろからドラコが颯爽と現れた
「ウィーズリー､お小遣い稼ぎですかね？君もホグワーツを出たら森の番人になりたいんだろう
──ハグリッドの小屋だって君たちの家に比べたら宮殿みたいなんだろうねぇ」
ロンがまさにドラコに飛びかかろうとした瞬間､スネイプが階段を上がってきた
「ウィーズリー！」
「スネイプ先生､喧嘩を売られたんですよ」
ハグリッドが庇った
「マルフォイがロンの家族を侮辱したんでね」
「そうだとしても喧嘩はホグワーツの校則違反だろう
ハグリッド。
ウィーズリー､グリフィンドールは5点減点。これだけですんでありがたいと思たまえ
さあ諸君行きなさい」
スネイプがよどみなく言った
ドラコはいつものようにAを咎めるとクラッブとゴイルを連れAの前まで来た
「まだこんな奴らとつるんでいたのかい？君､自分が汚れても構わないのかい？」
次にハリーがドラコに飛びかかりそうになった
ドラコがAの頬に手を置くと､Aはその手の平をマジマジと見始めた
ドラコは困惑と恥ずかしさで顔を赤くしていた
「な､なんだよA…」
「そんな事言うなんて多分疲れてるよ…普段ストレスとか貯めてない？」
真剣に聞くAを見てハリーとロン､ハーマイオニーは声を押し殺して笑っていた
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てぃろ(プロフ) - 今まで見た作品の中でナンバーワンです♥応援してます (9月29日 2時) (
レス) @page50 id: 8ee66f076b (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - ページ13で、「ニンバス2000」が「ニンバ2000」になっています。 (2023年2月21日 15時) (レス) @page13 id: ba491fb673 (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - ありがとうございます！続き楽しみに待ってます！ニュートやテセウス、ティナも出てきて欲しいです(笑) (2022年8月14日 6時) (レス) @page50 id: 3196a4c901 (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - 続き楽しみにしています！ズーウーやピケット出してほしいです！(笑) (2022年6月5日 6時) (レス) @page10 id: 3196a4c901 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - これすっごく面白いです！！ これからも無理のない範囲で頑張ってください！！ (2022年6月1日 18時) (レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：遊子 x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/b2feacb2cf1/
作成日時：2022年5月28日 10時
