十一話 ページ12
黒尾｢チキチキ、四人でバックアタックゲームぅ｣
木兎｢イェーイ！！｣
黒尾｢ルールは簡単、二人ずつに別れてその名の通り、バックアタックのみという縛りでゲームをしまーす。｣
テンション上げてくぜぇとはしゃぐ黒尾と木兎。
『赤葦さん、お腹すいたのでちょっと食堂行ってきてもいいですか。すぐ戻るんで。』
赤葦｢逃がさないよ。堤さんそのまま戻ってこないつもりでしょ？俺だけじゃ無理。｣
舌打ちをするAと怪しい笑みを浮かべる赤葦。
木兎｢てかよぉ、堤来んの遅せぇよぉ｣
『人気者なんでね。暇じゃないんです。』
木兎｢俺が1番最初に言ったのに！！！｣
ごろごろ転がる木兎を見て、Aは滑稽だと鼻で笑った。
すると、黒尾がAの肩に手をかけ引き寄せる。
Aはギョッとして黒尾を冷たい目で見た。
『何すんですか変態。赤葦さんコイツ誰、めっちゃキモイんだけど。にわとりヘアーヤバいし。』
黒尾｢堤ちゃん俺だよ。あの時の俺。｣
『新手のオレオレ詐欺ですか。騙されませんよ。』
赤葦｢その人は黒尾さん。音駒の主将だよ。｣
『エッ、音駒ヤバみ』
にっこりと作り笑いを浮かべる黒尾の手を払い、Aは距離をとった。
黒尾｢まぁこれからよろしく頼むわ。一緒に自主練してくれんだろ？バレー界に現れた問題児さん？｣
『くそニワトリめ』
黒尾｢くそニワトリ！？そんな名前で呼ばれたの初めてなんだけど？｣
『うるせぇニワトリ。どうせ食われんだからピーピー喚くな。お前はいい肉になるさ。』
黒尾｢ならねぇわ！！つか俺食用だったの？｣
ギャーギャーと騒ぐ二人を横目に赤葦は得点板を運ぶため、倉庫へと向かう。
それに気がついたのか、Aもパンパンと手を叩き、切り替えた。
『ほら、ゲームやるんでしょう。さっさとチーム決めてさっさと終わらせてさっさとご飯食べますよ。』
木兎｢負けねぇぜ！！ヘイヘイヘーイ！！！｣
『赤葦さん、ありがとうございます。早くチーム決めちゃいましょう？』
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nonn - オチは、木兎さんだと思っていたので以外でした。木兎さんバージョンのオチも見たいと思いました。とても面白かったです。 (2022年2月9日 12時) (
レス) @page33 id: cfc7f8846a (このIDを非表示/違反報告)
まりも(プロフ) - 奏音さん» 夜久さんのメイド服は世界を救います(真顔)面白いと言って貰えて嬉しいです！これからも恐らくダラダラと長く続く予定なので、付き合っていただけたらと思います！ (2020年5月15日 9時) (レス) id: 0de810db1e (このIDを非表示/違反報告)
奏音 - 私まだ1しか読んでないのですが、もう、面白い以外の言葉が見つかりません！wなんか堤ちゃんの性格が面白くて好きですwwwあと、流石にやっくんのﾒｲﾄﾞ服はヤバいです…！ｸﾞﾍﾍﾍ←(((ｷﾓ これからも頑張ってください！応援してまーす！！ (2020年5月8日 23時) (レス) id: ea3d173ac1 (このIDを非表示/違反報告)
まりも(プロフ) - 土の影さん» 土の影様が読んでくださっていたことに感激です！これからも面白いと思ってもらえる作品目指して頑張ります。コメントありがとうございます！！ (2020年4月9日 11時) (レス) id: 0de810db1e (このIDを非表示/違反報告)
土の影(プロフ) - 続編出てる中こちらへのコメント失礼します！読んでいて楽しすぎて、すぐコメントしなくては…！と思いまして。本当に面白いです、これからも応援してます！更新頑張ってください！(^^) (2020年4月9日 10時) (レス) id: 71404c1896 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まりも | 作成日時：2020年3月21日 23時
