【ＷＴ】生き残ってしまった少女は… (ページ16)

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使用人１５ページ16

『トリガー、起動…』

連絡通路に入り、お決まりの台詞を誰にも聞こえないくらいの声で小さく呟きます。

今日は、防衛任務無いのですけど急に入るかもしれないので油断はできません。

もし、防衛任務が入ったら任務失敗で緊急脱出(ベイルアウト)でもしてしまったらこの怪我がバレてしまいます。

そんな事になってしまったらもっとあの家庭に居られなくなってしまいます。

私の、唯一の居場所が無くなってしまう…

だめです、それだけはだめです…

俯き加減に廊下を歩き、訓練室に向かいます。

誰にも会いませんように…

特に、親しい知り合いには…

まだ、朝早い為訓練室にはそれ程人はいません。

無事に個人部屋に辿り着いた所でマップを選び、的を出現させます。

トリオン消費はオフにして何時間でも永遠に訓練が出来るように設定を変えます。

昨日の恐怖を忘れる様に。

もっと自分を守れる様になる為に。

自分の罪を忘れられる様になる為に。

終わりのない訓練を始めます。

だって…

そうでもしないと、

・

・

・

壊れてしまいそうですから。

いつか、道を間違えてしまいそうですから。

幼い頃から親に頼る事は許されませんでした。

甘える事も許されません。

だからなのでしょうか…

どんだけ苦しくても、どんなり辛くても、私は、周りの大人に助けを求める事が出来ないのです。

頼り方が分かりません。

甘え方が分かりません。

大人が、どんな人なのかも分かりません。

そんな私が、生きていても…

良いのでしょうか？

きっと、優しい先輩たちは良いと言うのでしょう。

でも、私はそんな私が許せないのです。

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ちょ、待って

文章、なんかおかしくない？って思った人いますよね？

てか、おかしいわ、今回。

ごめんなさいね…

最近、家で色々あって病みかけてるんですよ。

なんか…

自分を見失った感じ？

暫く、文章の内容がぶれっぶれになると思いますがその時は『あ、こいつ情緒不安定なんだな』って思ってください。

ごめんなさい。

後、お気に入り登録ありがとうごさいます。