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東条
「あーー！！こんな所にいたのかA！ややっ！一緒にいるのは東条か？！？！」
お化け屋敷の空気をぶち壊す沢村の煩さに苦笑しながら、早く行ってくれないかと正直思ってしまう。
「吉川が外で狼狽えてたぞ。」
「えっ！早く戻らないと…！！」
信二の言葉に慌てると、スルリと俺の手から腕が離れてしまい悲しさが込み上げてくる。
「よしっ！！俺らと出口まで行こうぜ！！！」
「お前はさっきからうるせえんだよ！せっかくのムードをぶち壊してばっかじゃねえか。」
信二達が来て安心したような顔のAの横顔を見て、嫉妬心がまた顔を覗かせる。
「お言葉に甘えてご一緒させてもらおうかな。」
分かってる、俺がお化け役だから邪魔したら悪いと思ってAが出口までの誘いを断ったって。
自分を気遣ってくれた上での発言だって分かってるのに、それでもモヤモヤしてしまう。
「ほらさっさと行くぞ「いや、俺が連れてくよ。」
信二の言葉を遮ると、案の定みんなからは驚いた顔をされるが引き下がれない。
ましてや信二とこれ以上、仲良くなられるのは御免だ。
「行こうA。」
「えっ…で、でも…ちょっと、東条君！」
強引に手を引っ張り信二達をおいて出口へと向かう。
本当はこうして手を掴んだまま学校すらも抜け出して二人になりたいけど、それは現実的に不可能で。
手を離したくなくて、Aと離れたくなくて、わざとゆっくりと歩いて出口まで向かった。
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ユキ(プロフ) - おにぎりさん» 返信遅くなってすみません😭 ダイヤのAにハマっていまして、語れる人がいないので是非ボードで♢Aのこと語りませんか？いやでしたらスルーして頂いて大丈夫です‼︎ (2022年8月20日 18時) (
レス) id: 390c1a0e26 (このIDを非表示/違反報告)
おにぎり(プロフ) - ユキさん» コメントありがとうございます！ そう言っていただけて嬉しいです！ 沢村も御幸も魅力的でとっても素敵ですよね！ ありがとうございます、 頑張ります！ (2022年7月28日 22時) (レス) id: 22e4c314bb (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - 初めまして！！最近♢が好きになったものです！ 推しは沢村と御幸なんですが、東条がメインの小説初めてなので読んでたらすごく面白くて…！これからも応援してます!頑張ってください！！ (2022年7月28日 21時) (レス) @page17 id: 390c1a0e26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おにぎり | 作成日時：2022年7月16日 12時
