返事がない ページ32
〜日曜日の夕方〜
緑谷side
緑谷「もう少し...ハァ...早く...っ走らないと.....」
自主練習として、僕は雄英寮の外を走っている
緑谷「走りすぎるのは怪我の元だな...」
今日はもうやめようと思った
飲み物が欲しくなったので買いに行くことに
.
((ウィーーン←ドアの開く音
クーラーの効いている店内に入ると
店員さんの挨拶が聞こえてきた
店員「いらっしゃいませー」
僕は店員さんの声を聞きながら飲み物を取りに行くため店の奥に行った
欲しいものだけを手に取りレジに並ぶ
.
店員「ありがとうございましたー」
クーラーの効いている店内を出ると外は暑く
また中に戻りたくなった
ここから寮まで走って帰るか
そう考えていた時
見たことのある人物が目の前を歩いていった
緑谷「Aさん!」
轟君の幼馴染、Aさんだった
また話がしたいと思い僕は声をかけた
だが、返事がない
聞こえなかったのだろうか...
僕はAさんの元まで行き肩を叩いて名前を呼んだ
緑谷「Aさん、こんにちは」((ニコ
すると、Aさんはゆっくりとこっちを向いた
夢主「あなた、誰ですか?」
まさか、そんな言葉が返ってくるとは思ってなかったので僕は目を丸くした
緑谷「誰って...緑谷出久ですよ!この前、話したじゃないですか!」
人違い...ってことは無さそうだ
轟君は幼馴染が双子なんて言っていなかったし...
Aさんは僕の顔をじっと見て
夢主「ミドリヤ.....イズク?」
と言った
何度か小さい声で
ミドリヤ...イズク...?
と言っているのが聞こえたが
僕が誰か分からないみたいだ
夢主「.....知りません」
そう言い残すとAさんはまた歩きだした
緑谷「待ってよ!」
僕は追いかけた
夢主「...うるさいですね」
静かに、だが殺気のある声でそういうAさん
緑谷「っ!痛.....」
何かが僕の真横をすり抜けた
後ろを振り返ると1枚の白い紙切れが
それの端には少し赤色のものがついている
.....僕の血だ
夢主「また追いかけてきたら次は心臓を狙います」
そう言うと彼女はまた歩いて行った
彼女の後ろ姿をじっと見つめる
緑谷「やっぱり...あの個性...Aさんだ」
僕は轟君に言うため、走って寮に戻った
.
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菜の花(プロフ) - あっきーさん» お疲れ様です!!休みはたくさん欲しいものですね... (2018年10月28日 8時) (レス) id: 1347d92ee3 (このIDを非表示/違反報告)
あっきー - いやー今日見たんですけどすごい更新のでとってもすごいです!!。今日学校があって1日しか休みがなく、本当に疲れてました!!どーでもいいですよねー、続編お待ちしています。 (2018年10月27日 21時) (レス) id: 1fbd286ccf (このIDを非表示/違反報告)
菜の花(プロフ) - あっきーさん» お疲れ様です!コメントは出来るときで大丈夫ですよ!いつもありがとうございます! (2018年10月26日 20時) (レス) id: 1347d92ee3 (このIDを非表示/違反報告)
菜の花(プロフ) - 四季さん» 大丈夫と言いたいところですがピンチです( ̄▽ ̄;)ありがとうございます! (2018年10月26日 20時) (レス) id: 1347d92ee3 (このIDを非表示/違反報告)
あっきー - いやーわちゃわちゃしてますねー、仲が良いんだか悪いんだか、wいや最近コメントできなくてすみません!!、学校の方も忙しくて、更新は適度に見ます!!楽しみにしてます!! (2018年10月25日 19時) (レス) id: 1fbd286ccf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:菜の花 | 作成日時:2018年9月4日 19時