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野坂side
灰崎君が提案してきたこのルールだとくじで後項になった方が明らかに有利だ。いや、もはや後項になっ方が勝ちといっていいはずだ。
何故なら、後項は前項がしたいじめよりレベルを上げればいいだけのこと。前項が後項が絶対に出来ないような事をするのはまず無理なはず。
まぁ、そんなこと灰崎君もさすがに分かっていると思うけどね。
灰崎「ほら好きな方選べよ。」
野坂「あぁ。どうも。」
くじを取って紙を開くと何も書いていない。つまり僕が後項ということになる。
野坂「僕のは白紙だから君前項だね。」
細工でもしていると思ってたけどそういう事はする人ではないのかな。いや、一星君にあんなことが出来るくらいの人だ。何をしてもおかしくない。
灰崎「あぁ。じゃあ俺から始めるぞ。」
何故灰崎君はそんなに余裕なんだろう。もしかして前項が圧倒的に不利という事に気づいていない?さすがにそんなことはないと思うけど。
灰崎「あっ、そうそう。投票はお前らにして貰うから絶対に教室から出るんじゃねぇぞ。」
なるほど。クラスメイト全員に投票をさせるのか。
神門「分かったわ。」
ヒロト「りょうかーい。」
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僥姫 - はやくこい (2020年6月8日 20時) (レス) id: 979f97c8a6 (このIDを非表示/違反報告)
僥姫 - まだかな (2020年5月29日 22時) (レス) id: 54b1a44205 (このIDを非表示/違反報告)
僥姫 - やばい 面白い (2020年2月18日 22時) (レス) id: ed2fc1f432 (このIDを非表示/違反報告)
僥姫 - 続きぷりーず (2020年2月18日 22時) (レス) id: ed2fc1f432 (このIDを非表示/違反報告)
悪魔くん - 更新頑張って下さい!応援してます! (2020年1月17日 18時) (レス) id: cd7cb856b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月 | 作成日時:2019年12月22日 22時