24 ページ24
次の日、俺が教室に入ると目の前の状況があり得なかった。
野坂「やぁ、灰崎君。遅かったね。」
灰崎「お前何やって!」
一星は椅子に縛られて泥水を浴びせられていた。一星の隣にはそれに使ったであろうバケツが転がってる。
俺がもっと早く来ていれば全て俺がやれていたはずだ。それよりこれは一星の機嫌を損ねる。今すぐ辞めさせねえと。
灰崎「勝手に俺の遊び道具に手を出すんじゃねえ。」
野坂「それはこっちの台詞だよ。」
このままにしておいたら、こいつは何回も繰り返す。ここで何とかするしかねえ。
灰崎「よし分かった。なら勝負をしよう。」
野坂「勝負?」
灰崎「あぁ。負けた方は今後一切一星をいじめない。これでどうだ?」
野坂「面白そうだね。受けてたつよ。」
正直こいつと力勝負なら100%勝てないと思う。だから俺達が一番得意なもので勝負するんだ。
灰崎「勝負の内容は、一星をより残酷に傷つけた方が勝ちだ。」
一星「えっ・・・そんな・・・」
野坂「なるほど。それはいい考えだね。」
灰崎「順番はくじで決める。紙に丸が書いてあった方が先だ。」
野坂「分かった。」
14人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
僥姫 - はやくこい (2020年6月8日 20時) (レス) id: 979f97c8a6 (このIDを非表示/違反報告)
僥姫 - まだかな (2020年5月29日 22時) (レス) id: 54b1a44205 (このIDを非表示/違反報告)
僥姫 - やばい 面白い (2020年2月18日 22時) (レス) id: ed2fc1f432 (このIDを非表示/違反報告)
僥姫 - 続きぷりーず (2020年2月18日 22時) (レス) id: ed2fc1f432 (このIDを非表示/違反報告)
悪魔くん - 更新頑張って下さい!応援してます! (2020年1月17日 18時) (レス) id: cd7cb856b8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:月 | 作成日時:2019年12月22日 22時