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俺は次の日から二度とあんなことをされないよう、レベルをあげて一星を傷つける。
灰崎「ほら豚。もっとからだ冷やせよ。」
一星「ブヒ・・・」
俺は今、クラスメイト何人かと体育館裏に来て一星に泥浴びをさせている。
灰崎「お前、心のどっかでまだ自分は人間だと思ってんだろ?」
一星「ブヒブヒッ!」
灰崎「ブタはなぁ、体温調節をするために泥を浴びて自ら体を冷やしてんだよ。つまりブタにとって泥浴びは生きるのに重要なことだ。それがその程度で体を冷やせると思ってんのか?」
一星「ブヒッ・・・」
灰崎「お前らこいつの両腕抑えろ。」
ヒロト「了解〜」
ヒロトとタツヤが一星の動きを塞いだ。本当はこんなこと全くもってしたくないが、俺が助かるためだからな。
灰崎「ほはよ。これで体が冷えんだろ!」
一星「ブヒッ!?」
俺は一星のワイシャツの中にまで泥を入れた。
灰崎「ほら皆も手伝えよ。」
神門「分かってるわ。」
士郎「僕達もやるか。」
氷浦「あぁ。」
そして全員で一斉に一星に泥を投げる。本当にこんなことされて何が楽しいんだよ・・・
一星「ブヒブヒブヒッ!」
灰崎「ほら体冷やしてくれた皆に土下座してお礼い言えよ。」
一星「ブヒ・・・」
言われた通りに一星はその場で土下座をする。
ヒロト「なぁ、そろそろ教室戻った方がいいんじゃねえか?」
灰崎「確かにそうだな。んじゃ豚は放っておいて教室に戻ろうぜ。」
神門「そうね。」
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僥姫 - はやくこい (2020年6月8日 20時) (レス) id: 979f97c8a6 (このIDを非表示/違反報告)
僥姫 - まだかな (2020年5月29日 22時) (レス) id: 54b1a44205 (このIDを非表示/違反報告)
僥姫 - やばい 面白い (2020年2月18日 22時) (レス) id: ed2fc1f432 (このIDを非表示/違反報告)
僥姫 - 続きぷりーず (2020年2月18日 22時) (レス) id: ed2fc1f432 (このIDを非表示/違反報告)
悪魔くん - 更新頑張って下さい!応援してます! (2020年1月17日 18時) (レス) id: cd7cb856b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月 | 作成日時:2019年12月22日 22時