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康二「ターゲットが海に対してなのがバレないか、めちゃくちゃドキドキしてるんすよ!!」
スタッフ「(笑)そんなに緊張してますか?」
康二「当たり前やんか! 俺のちょっとした目の泳ぎとか、声の震えとか、絶対一瞬で見抜かれるって!」
<ワイプ 笹野高史>
「康二くん、仕掛ける前から完全に飲まれてるねぇ(笑)」
<ワイプ 小杉>
「相手が悪すぎるわな〜。海くん、賢いもんなぁ」
スタッフ「向井さん、そんなに自信ないんですか?」
康二「ないよ! 海の前で嘘つくなんて、ライオンの檻に生肉ぶら下げて入るようなもんやで!」
頭を抱えてしゃがみ込む康二に、スタッフはニヤリと笑いながら、一枚のカードを切った。
スタッフ「いやいや、何を言ってるんですか向井さん。向井さん、最近映画もドラマも大活躍じゃないですか! その素晴らしい演技力があれば、雨水さんだって絶対に騙せますよ!」
その言葉が会議室に響いた瞬間。
さっきまで頭を抱えていた康二の動きが、ピタッと止まった。
康二「…えっ?」
みるみるうちに、口角が上がり、鼻の下が伸び、パァァァッ!と花が咲いたような満面の笑みに変わった。
康二「…ほんまに? いやいや〜、そんなことないですよ〜! え、スタッフさん、俺の出てるドラマ見てくれたんですか?」
スタッフ「もちろんですよ。泣くお芝居とか、本当に凄かったですし。映画での表情も大好評じゃないですか」
康二「いやぁ〜! ありがとうございますー!! めっちゃ嬉しいわ〜!」
<ワイプ:吉田>
「こいつ、チョロすぎるやろ!!(爆笑)」
<ワイプ:小杉>
「褒められて伸びるタイプなんやなぁ〜。単純でええわ〜」
康二「なるほどね? 映画俳優・向井康二としての本気の演技を、モニタリングで見せてくれと。そういうことですね? スタッフさん!」
スタッフ「はい! その演技力で、雨水さんを完全に騙し切ってください!」
康二「任せてくださいよ! 俺、やるときはやりますから! 海のやつ、俺の迫真の演技で大号泣させてやりますわ!」
しかし、その直後。
康二「…いや、でも相手、天才子役出身やねんぞ…? 俺のドラマの演技指導してくれたのも海やし…。あかん、やっぱり自信なくなってきた…っ!」
わずか10秒で現実に引き戻され、再び椅子に座り込んで頭を抱える康二。
その情緒のジェットコースターっぷりに、ワイプのスタジオメンバーは大爆笑に包まれた。
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作者名:your
| 作成日時:2026年3月4日 18時


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