296話 ページ49
あ「お菓子とジュースここ置いとくね」
机の上に置くと花菜が「ありがと〜」と言ってポッキーを食べていた
花「Aの部屋久しぶりかも」
あ「だね」
ここ最近はお互い忙しくて遊ぶ事なんてしなかったけど帰りに寄り道とかはよくしてる
花「あの写真懐かしいね」
花菜が指さしたのは中学の時に初めて試合に勝って私と花菜がとびきりの笑顔で笑っていた写真だった
あ「そうだね」
花「Aの部屋ってなんか落ち着く」
あ「そう?結構ちらかってるけど」
花「え?全然散らかってないじゃん」
「私の部屋なんて汚部屋だよ」なんて笑っている
花菜がポテチとマシュマロを食べてる姿を見て私も食べたくなりマシュマロとチョコクッキーを食べた
やば、めっちゃ美味しい
小さい時はよくお母さんに「ご飯前なんだからそんなに食べちゃだめよ」とよく言われてたけど今は食べても食べてもお腹へるし、こんなお菓子じゃ私のお腹は満たされない
花「ねぇ今日ずっと上の空だったけど、何かあったでしょ」
さっきまでうま塩せんべえに夢中で食べてたのに今は私の方を見ながら真剣な顔をしてせんべえを頬張っていた
あ「え」
花「やば、このうま塩せんべえ美味すぎて止まんないわ」
「でも食べすぎたらAのお母さんが作るご飯食べられなくなっちゃう〜!でも食べたい!」と葛藤していた
花「悩みとかあるなら聞くからね?」
さっきまでせんべえを食べてたのに今度はチョコパイを食べていた
あ「いや、悩みとかじゃなくて…」
花「悩みじゃないなら何でそんな顔してんの」
あ「え、そんな顔って?」
花「どうしようって顔してるけど」
バリバリとうま塩せんべえを食べている花菜
あ「そっ…か」
これ言ってもいいのかな
迷惑じゃないかな
花「言っとくけど私に話して迷惑なんて、私は思ってないからね」
「アップルティーとせんべえって合うんだね」と美味しそうに食べる花菜
あ「あ、あのね」
花「…」
あ「実は今日の朝、従姉妹の鉄くんに電話で告白されたの」
花菜の顔を見る事ができずに俯いていると花菜が「え、まじ?!」と驚いていた
あ「まじ…です」
花「その従姉妹の鉄くんとやらはまさかAのロック画面で笑ってる変な髪型の人?」
あ「…うん」
花「わーお…返事はしたの?」
あ「それが私の答えが出るまで待つって」
花「えー何それ!ってか及川さんには言っといた方が身の為だと思う」
あ「…確かに」
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ろーるけーき☆(プロフ) - よろしくねっ (2022年10月8日 9時) (レス) id: 873835901b (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - ろーるけーき☆さん» はーい!了解(*^^*) よろしく! (2022年10月7日 22時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
ろーるけーき☆(プロフ) - ももさん» すみません汗汗 お返事遅れましたっ( ; ; )ありがとうございますっ!!仲良くなりたいのでよければタメ口で話してください! (2022年10月7日 22時) (レス) id: 873835901b (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - URAN٩( ᐛ )وさん» ありがとうございます!頑張ります( *´꒳`*) (2022年10月3日 13時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
URAN٩( ᐛ )و - 及川、、、どんだけ大人なのよっっ!この小説大好きです!友達と仲良く読ませてもらってます。とても素敵な小説ありがとうございます。これからも頑張ってください。あと続き待ってます! (2022年10月3日 0時) (レス) @page21 id: 38df0baeed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もも | 作成日時:2022年9月25日 20時