284話 ページ37
黒｢おーい、お2人さん｣
俺の背後から声を掛けてきたのは黒尾くんだった。その影に隠れるようにやってきたのは孤爪くんだった
あ｢あ、鉄くんだ｣
体が熱く朦朧としているせいかあまり呂律が回っていないAちゃんが俺の肩にこてんと顔を乗せているからまっじで可愛い
黒｢お嬢さん、大丈夫なの？｣
あ｢ん〜へーきだよ〜｣
研｢全然大丈夫じゃないじゃん｣
黒｢水分取ったの？｣
あ｢喉乾いてないの｣
黒｢飲みなさいよ｣
｢ほら｣と黒尾くんが言ってAちゃんの熱いほっぺに冷たいペットボトルの水を当てた
あ｢ひゃっ｣
冷たいのに驚いたAちゃんが可愛い声を出してぎゅっと抱き締めるから今すぐ襲いたいけどここは我慢
及｢Aちゃんもう喋んなくていいからもう寝な｣
あ｢ん〜及川さん、ふふっ｣
またぎゅって俺の首筋にすりすりしてくるからほんとに俺の理性保つの限界なんだけど…
及｢岩ちゃん、俺ちょっとやばいかも｣
岩｢知ってるお前の頭がな｣
及｢岩ちゃんオブラートに包むって言葉知ってる？｣
松｢及川、バス来たってよ｣
梟谷と花火を楽しんでいたまっつんが先ほどバスが来た事を俺に知らせてきてくれた
あ｢松川さんっ、ん！｣
まっつんを見たAちゃんがまっつんに手を伸ばして｢ん！｣と言っていた
松｢おいで｣
そしたらまっつんがAちゃんに応えるように手を開いて俺からAちゃんを奪おうとしていたから俺が｢だめ！渡さないよ！｣と避けた
及｢ほんともう寝なってAちゃん｣
花｢熱出すと甘えるタイプなんだな｣
松｢まさか合宿でこんなAちゃん見れるとはな｣
国｢録画しときました｣
松｢まじか国見、ナイス｣
及｢いや何がナイスだし！それ消して｣
国｢は？嫌に決まってるじゃないですか｣
花｢お前それ何に使う気だよ｣
国｢決まってるじゃないですか｣
そう言って怪しく笑う国見ちゃんを無視して俺は岩ちゃんと先にバスに乗り込んだ
俺に抱っこされてるAちゃんを見るとまたスヤスヤと寝息を立てて寝てしまった
及｢じゃあまたね、黒尾くん｣
乗る前に黒尾くん達に挨拶した
黒｢おう、またな｣
及｢皆も、またね｣
梟谷の皆と音駒の皆と森然高校の皆と生川高校の皆とマネちゃん達が｢またね〜！、ばいばーい！、またやろーな！｣って言ってくれたから俺は手だけ振っといた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 463人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ろーるけーき☆(プロフ) - よろしくねっ (2022年10月8日 9時) (
レス) id: 873835901b (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - ろーるけーき☆さん» はーい！了解(*^^*) よろしく！ (2022年10月7日 22時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
ろーるけーき☆(プロフ) - ももさん» すみません汗汗 お返事遅れましたっ（ ; ; ）ありがとうございますっ！！仲良くなりたいのでよければタメ口で話してください！ (2022年10月7日 22時) (レス) id: 873835901b (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - URAN٩( ᐛ )وさん» ありがとうございます！頑張ります( *´꒳`*) (2022年10月3日 13時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
URAN٩( ᐛ )و - 及川､､､どんだけ大人なのよっっ！この小説大好きです！友達と仲良く読ませてもらってます。とても素敵な小説ありがとうございます。これからも頑張ってください。あと続き待ってます！ (2022年10月3日 0時) (レス) @page21 id: 38df0baeed (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：もも | 作成日時：2022年9月25日 20時
