278話 ページ31
研｢俺が気づいてないとでも思ってた？｣
｢Aのそういう所、昔からだよね｣って心配そうにみてくる研磨くん
なんの事なのか全然分かってない私は後ろに一歩、また一歩と下がる
研｢及川さんは多分もう気づいてると思うよ｣
その瞬間、私の体が言うことを聞かなくなったかの様に体が全く動かない
研｢抱きついたら誰だって分かるよA｣
研磨くんが心配そうに私の顔を覗き込む
研｢今だって立ってるのも限界なんじゃ｣
あ｢ほっといてよ！研磨くんには関係ないでしょ！｣
そう言って私は食堂へ走った。思いっきり全力で走って走って研磨くんから逃げたかった
研｢…ばかA｣
〜食堂〜
ガラッとドアを開けるとまこ先輩がエプロンをつけていた所だったらしい
ま｢あ！Aちゃ〜ん！今日はよろしくね！｣
まこ先輩が微笑みながら手を振ってくれていたので私もにこっと笑って｢よろしくお願いします｣と伝えた
ま｢じゃあ頑張ってオムライス、作ろうね！｣
あ｢はい！｣
大好きなオムライスの為にまこ先輩と話しながらご飯を作った。好きな人の話とか、好きな食べ物とか、ハマってるものとかなどそんな話をしてたら熱のことなんて忘れられた
ま｢で、できたね…｣
あ｢は、はい｣
5校分のご飯を作るのはこんなにも大変って今知った
それに、なによりめっちゃ疲れた
ま｢後は皆を呼ぶだけだね｣
あ｢あ、私呼んできます！｣
ま｢ほんと？じゃあお願い！｣
あ｢はい！｣
まこ先輩と、後から手伝いに来てくれたかおり先輩達が盛り付けをやってくれている内に私は皆を呼びに行った
あ｢はぁ、はぁ、｣
なんか、さっきよりも結構体が、熱いっ
どうしよう、ここら辺はあんまり人が通らないから…
こんな所で休んでられないっ
あ｢今日乗り越えたら明日は学校休もう｣
だから、まだ頑張りたい
なんとか歩いて青城の部屋の前に辿り着いたら視界がグラッとしてしまい、これはもう倒れるな…ってそう思った
だけど、倒れたのに冷たい床の感覚もしなければ痛い感覚もしなかった
すると、誰かが倒れそうになった私を支えてくれていた
それは誰かというと…
及｢なんでこんなんになってまで俺に何も言わないの｣
私を支えてくれているのは私の一番大好きで今、会いたかった及川さんだった
あ｢っ、な、んでっ｣
頑張って泣かないようにしていたのに糸が切れるように涙が溢れてきた
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ろーるけーき☆(プロフ) - よろしくねっ (2022年10月8日 9時) (
レス) id: 873835901b (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - ろーるけーき☆さん» はーい！了解(*^^*) よろしく！ (2022年10月7日 22時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
ろーるけーき☆(プロフ) - ももさん» すみません汗汗 お返事遅れましたっ（ ; ; ）ありがとうございますっ！！仲良くなりたいのでよければタメ口で話してください！ (2022年10月7日 22時) (レス) id: 873835901b (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - URAN٩( ᐛ )وさん» ありがとうございます！頑張ります( *´꒳`*) (2022年10月3日 13時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
URAN٩( ᐛ )و - 及川､､､どんだけ大人なのよっっ！この小説大好きです！友達と仲良く読ませてもらってます。とても素敵な小説ありがとうございます。これからも頑張ってください。あと続き待ってます！ (2022年10月3日 0時) (レス) @page21 id: 38df0baeed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もも | 作成日時：2022年9月25日 20時
