210話 ページ13
花巻さんと、松川さんが及川さんに私がなぜ松川さんのクラスにいるのかを説明してくれたおかげで及川さんがほっとして、膝から崩れ落ちていた
及「そっ…か」
松「結構あそこで待ってたよな?Aちゃん」
私の目の前に座る松川さんが頬ずえをついて私に聞いてきた
あ「…はい」
及「ごめんAちゃん…俺、そんなに待たせてたなんて気づかなかった」
花「及川くんは優しいから全部受け入れちゃうんだよね〜」
松「ほんといけずなお人ね〜」
あ「だ、大丈夫です!私は気にしてないですよ?」
「それより、ご飯食べましょうよ!」としょぼんとしている及川さんに声をかける
及「ごめん、今度はちゃんと断ってくるから」
あ「及川さんが女の子に優しいの私は知ってますから」
そう微笑むと及川さんが私を抱きしめてきた
及「俺は誰にでも優しいわけじゃないからねっ、Aちゃん以外の女の子に俺は興味なんてないんだよ!」
私を抱きしめる及川さんが今だけ小さく見えた
及「ごめん、自分からお昼ご飯食べよって言ってたのに…Aちゃんに嫌な思いさせてばっかりでごめんね」
更にしょぼんとしてしまった及川さんはまだ私を離してくれなかった
あ「気にしてないですよ」
及「俺の事嫌いになった?」
あ「ならないですよ」
及「ほんと?」
あ「ほんとです」
及「神に誓って?」
あ「ほんとですって!」
及「キスさせて」
松川さんと花巻さんが目の前にいると言うのにそれを無視して私の顎をくいっと上げてキスをしようとしてくる及川さんを見た花巻さんと松川さんが及川さんに下敷きの角で頭を叩いて阻止してくれた
それを見た私は思った
下敷きの角って結構痛い気が…と。
松「目の前でやめてくれるかな〜?」
花「及川くんは俺に必殺目潰しされたいのかな〜?」
及「いっ?!ってそれ下敷きじゃん!ってか角で叩いたでしょ!」
松「え、なに、国語辞典の方が良かった?」
花「ならやってあげるけど?」
及「いえ間に合ってます」
その後は、及川さんを含め4人でご飯を食べていた
及「あ、そう言えばさ、デートどこ行きたい?」
花巻さんがくれたアメリカンドッグを頬張っていたら及川さんが話しかけてきた
そう言えば朝LINEで言ってたな
松「松子はユ〇バがいいなぁ〜」
花「貴子は、夢の国がいいなぁ〜!」
及「お前らに聞いてないし!Aちゃんに聞いてんの!」
「どこ行きたい?」と私の手を握って聞いてくる
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もも(プロフ) - 結衣ちゃ??さん» ありがとうございます!これこらもキュンキュン書いていきますのでよろしくお願いします! (2022年9月25日 20時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - ^ - ^さん» ありがとうございます! (2022年9月25日 20時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
結衣ちゃ??(プロフ) - 初期の方から読ませて頂きました❕久しぶりにハイキュー見てキュンキュンしちゃいました💞😖 (2022年9月25日 17時) (レス) @page42 id: 6158c47f1a (このIDを非表示/違反報告)
^ - ^ - あ、ただの神作品デスカ。すぅぅぅぅっごいすきですぅ! (2022年9月2日 18時) (レス) @page42 id: a77d2a3d87 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - masyumaro0318さん» 嬉しきお言葉ありがとうございます!! (2022年8月2日 18時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もも | 作成日時:2022年7月24日 21時