検索窓
今日:77 hit、昨日:107 hit、合計:58,303 hit

187話 ページ40

父「Aちゃんにちゃんと気持ち伝えたんならそれにしっかり答えなあかんよ」


お父さん…てっきり怒ってるのかと思ったら考えてくれてたのかな



父「ママからはその人の話ちゃんと聞いとったから大丈夫や」


「やから、パパに教えてくれへんか?」と優しい口調で私にそう言ったから私も素直に言おうと思った



あ「したよ…返事」

母「ほんと?」

あ「うん、今日返事した」


父「何て言ったんや?Aちゃん」


あ「及川さんの事が、好きです…って」


母「つ、ついに私の可愛いAちゃんに、彼氏ができた!!!」

父「ほぉか…寂しなるな」



母「徹くん、優しいわよね…私には分かるわ」


あ「え?」

母「だってあなたの事、本当に好きなんだなって感じたもの」


あ「…」

母「あ、照れてる」

あ「う、うるさいっ」

母「ふふ、徹くんにまたお家きてねって言っといてね」

あ「うん」


暫くお母さんの隣で無言でご飯を食べていた時、箸を置いて私を呼んだ


父「Aちゃん」


あ「なに?」


父「一時の感情で決断を早めたらあかんからな」


あ「え?」

父「好きな人と毎日居るのは嬉しくて幸せな事や…せやけどその時間がなくなったら苦しくなるのは自分や」


あ「そうかもしれないけどそうならない様にすればいいでしょ?」

父「もしそうなったらどうするんや?」

あ「…」


何も言い返せなかった…だって、この先の話なんでまだ私たちには分からない



父「もしお互いの気持ちが離れたら別の道を選ぶ事だってあるんやで」


母「お父さん、もういいでしょ」


あ「そんな事ないっ」


父「すまん、少し言い過ぎたな…やけど、心配やねん…Aちゃんが泣いてるとこ俺は見たくないねん」

あ「お父さん、ありがとう…心配してくれて」


「でも及川さんなら大丈夫」と笑って言った


母「私も徹くんならAちゃんを任せられるわ!」

父「ママがが言うなら…ええか」

「でもなぁ!こない可愛いAちゃんがほんまに心配なんやぁ!」

あ「心配しすぎだよ」

父「やって、昔はパパと結婚するの!って言うてたやんか!忘れたんか?!」


あ「お母さん、ゴマとって」

母「あ、やっぱり入れると思ったわ〜!さすがお母さんの娘だわ〜!」

「炒飯にゴマ入れると美味しいわよね〜!」と2人で盛り上がっていた


父「ちょお、無視せんといてや!泣くで?!」



たべ終わった後は、お父さんとお母さんが食器を片付けてくれた。

188話→←186話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.1/10 (67 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
332人がお気に入り
設定タグ:ハイキュー , 青葉城西 , 及川徹   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

もも(プロフ) - はくろーさん» ありがとうございます!頑張ります! (2022年6月19日 20時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
はくろー - おもろかったです!更新を楽しみにしてます(*^ ^*)頑張ってください♪ (2022年6月18日 22時) (レス) @page8 id: fc551a1063 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - 八坂リアさん» わー!ご指摘ありがとうございます!いつも外すの忘れやすいんですよね笑笑ありがとうございます! (2022年6月18日 17時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
八坂リア(プロフ) - オ/リ/ジ/ナ/ル/フ/ラ/グ/が立ってしまっているようですよ・・・!。 (2022年6月18日 16時) (レス) id: 16d5f57960 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:もも | 作成日時:2022年6月18日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。