170話 ページ23
私に手を差し出す及川さんに私はなんのお題かなんて知らずに了承した
あ「私でよければ是非!」
及「Aちゃんじゃなきゃ俺が嫌だから!」
そう言って私をお姫様抱っこする及川さんに応援席に座っている全員がこちらを見ていた
あ「え、あの、普通に走るとかじゃだめなんですか?」
本日2度目のお姫様抱っこに驚いている私と違って満足そうにしている及川さんは「だめ!」と言っていた
花「及川さん!このままお姫様抱っこで1位でゴールしろ下さい!」
及「何か敬語と色々混ざってるんだけど…」
花「いいから早く行け!」
及「ういっす」
花菜に急かされ、「捕まっててね!」と言った及川さんは猛ダッシュでゴールを目指して行った
及「岩ちゃんに負けてたまるかぁー!!!」
そう叫びながら、私たちの前を走っている岩泉さんがこちらを見た
岩「ゴリ川ぁ!てめぇ!望月落としたら俺が許さねぇからな!」
何故か2人並んでしまいそのまま走り続けている私たち
及「及川さんだって言ってんでしょ!!落とすわけないし!岩ちゃんこそその1万円落とさないように走りなよ!」
岩「当たりめぇだボケが!」
その光景を見ていた1年の金田一と国見はと言うと…
国「あの人達、先輩抱えながら猛ダッシュで話してるの神業過ぎて何も言えねぇ」
金「しかもちゃんとゴール向かってる所がすげぇな」
呆れながらも応援している1年生だったと言う
2年の応援席ではと言うと…
花「A落としたら及川さんの骨折ってやる」
矢「春高予選終わってからにしてくれ」
鈴「いや、折っていいのかよ?!及川さんってお前らバレー部の主将だろ?!」
花「あの人の骨折るぐらいどうとでもなるから」
鈴「お前鬼畜か!」
花「そんな褒めないでよ〜!」
矢「褒めてねぇだろ」
鈴「お前、絶対浮気すんじゃねぇぞ」
矢「後が怖ぇからする勇気なんてねぇよ」
鈴「俺お前のこと応援してるから」
矢「?おう」
一方3年の応援席ではと言うと…
松「なんか競馬みたいになってんだけど」
「俺、岩泉に掛ける!」、「俺断然及川だな!」、「勝った方に焼きそばパンくれてやる!」などと松川のクラスの男子達が賭けをしていたらしい
「私は岩泉!」、「は?及川でしょ」、「エースの岩泉でしょ!」、「主将の及川でしょ?!」などと女子の間でも賭けが始まっていた
341人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
もも(プロフ) - はくろーさん» ありがとうございます!頑張ります! (2022年6月19日 20時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
はくろー - おもろかったです!更新を楽しみにしてます(*^ ^*)頑張ってください♪ (2022年6月18日 22時) (レス) @page8 id: fc551a1063 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - 八坂リアさん» わー!ご指摘ありがとうございます!いつも外すの忘れやすいんですよね笑笑ありがとうございます! (2022年6月18日 17時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
八坂リア(プロフ) - オ/リ/ジ/ナ/ル/フ/ラ/グ/が立ってしまっているようですよ・・・!。 (2022年6月18日 16時) (レス) id: 16d5f57960 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:もも | 作成日時:2022年6月18日 15時