105話 ページ7
まさか、及川さんの口からそんな風に言われるとは思ってなかったから今自分の心臓がドクンドクンと物凄い速さで波打ってるのわかる
松「おーい、大丈夫?」
花「顔真っ赤じゃん」
花巻さんが私の顔の前で手を振っている
どうしよう、どうしようどうしよう
今までに感じたことの無い嬉しさと体の熱さにどうしていいか分からなかった
花「Aちゃんも水分取りな?」
私の手を引いて近くの椅子に座らせてくれた花巻さんからドリンクを受け取った
体が暑かったからそれを冷ますように一気に飲み干す
あ「ふぅ…冷たい」
花巻さんに「ありがとうございます」とお礼を言った
松「あいつ告白超えてプロポーズしてたよな」
花「段階超えすぎだろあいつ」
松「ほんとだよな…ってあれ、Aちゃん生きてる?」
さっき花巻さんがくれたドリンクを飲んだはずなのに体の熱さが一向に消えなかった…多分原因は及川さんが言った
"ずっと傍にいて欲しい人だから"
あ「〜っ、」
そのまま私は椅子で体育座りをして顔を膝に埋めて視界を真っ暗にさせて何とかしようとしていた時誰かがやってきた
及「Aちゃぁ〜ん!…ってあれ」
花「スーパーヒーロー及川、お前やっちまったな」
及「え?!何が?!」
松「まぁ、頑張れよ」
「健闘を祈る」と2人に言われた及川は、?状態でAの所に行った
及「A…ちゃん?」
膝に顔を埋めてたら及川さんが私を見つけてやって来てしまった
あ「っ、」
及「大丈夫?具合悪い?」
私がずっと顔を填めていると及川さんの心配そうな声が聞こえてきた。でも絶対に今は及川さんの顔なんて見られないし、顔が茹でたこのような真っ赤な顔も見せたくなかったからとりあえずずっと填める選択をした
あ「だ、大丈夫ですっ」
及「ほんと?ほんとに大丈夫なの?」
「よく分かんないから顔見せて」と、私の頭を撫でながら心配そうに聞いてくる
あ「嫌ですっ」
及「Aちゃん俺何かした?したなら言って、謝るから」
何故か及川さんが泣きそうな声で言うもんだからばっと勢いよく顔を上げてしまった
あ、及川さんと目がバッチリ合っちゃった
もう、絶対バレた
見られたくなかったのにっ
及「えっ」
ほら、絶対及川さん引いてるじゃん
恥ずかしすぎてその場から逃げようとすると及川さんがそれを阻止する
及「っ、何それっ」
あ「え?」
すると及川さんの頬がみるみる内に赤くなっていく
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もも(プロフ) - くにみんさん» 及川さん素敵ですよね!応援ありがとうございます! (2022年8月11日 22時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
くにみん - おいかわさーーーんかっこいい♡次の話も楽しみにしていますね!”応援しています! (2022年8月11日 20時) (レス) @page50 id: 1aa174e0ca (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - みるくさん» ありがとうございます!頑張ります! (2022年5月16日 7時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - とても面白いです。この作品大好きなのでこれからも頑張ってください! (2022年5月15日 22時) (レス) @page8 id: 14f43f79f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もも | 作成日時:2022年5月14日 21時