125話 ページ27
あ｢好きすぎてかどうかわかんないけど｣
花｢え？好きでしょ？及川さんの事｣
あ｢…｣
花｢ねぇ、私前から思ってたけどさAはもう及川さんの事めちゃくちゃ好きだよ｣
あ｢え？｣
花｢人に言われて気づく好きと、自分で好きって感じた好きとは全然意味が違うんだよ？｣
あ｢花菜には敵わないなぁ｣
花｢当たり前でしょ、何年親友やってると思ってんの｣
あ｢だよね…うん、私及川さん好きだよ｣
花｢最初から素直に好きって言いなよ｣
あ｢…ごめん｣
花｢でもまぁ、あの人自分の気持ちばっかだからね｣
あ｢…｣
花｢多分さ、国見くんに取られるって思ったんじゃない？｣
あ｢え、取られる？｣
花｢だって、好きな子に告白しといてさAはまだ返事してないんでしょ？｣
あ｢うん｣
花｢そんな待て状態の中、他の男に触ろうとしたらそりゃ及川さんだって焦るよ｣
｢ほんと鈍感｣と頭をデコピンする花菜
あ｢で、でもさっ国見くんが可愛いって思ったのはほんとなんだよ？｣
｢別にそういう意味でやった訳じゃない｣と言うと花菜がこう言った
花｢そういう意味じゃなくても好きな女の子が他の男に触ったら嫌でしょ？｣
｢Aは及川さんが他の女に触られてるの見ても何とも思わないの？｣と聞かれる
あ｢…｣
今日の廊下で女の子達と楽しそうにしてたり、腕を組まれてたのを見て嫌じゃないって思わないはずがない
あ｢嫌…です｣
花｢でしょ？…及川さんもAと同じ気持ちだよ｣
｢まぁ、あの人独占欲強すぎるからね｣と消毒液を大量に机の上に出していた
花｢人前で許可なく可愛いAを抱きしめたクソ川さん顔にこれをぶっかけたい｣
消毒液を出したりしまったりしている花菜に恐怖を感じた
あ｢あはは…｣
花｢多分今日の部活はお互い気まずいとは思うけどさ、普通に接してあげた方が変な雰囲気にならなさそうだけど｣
｢Aの事だろうから気まずいとか思ってると思ってね｣と察してくれる花菜は世界一の親友だと感じた
花｢まぁでも、国見くんも隅に置けない子だよね｣
｢国見くんとは三角関係になる展開だよね｣と興奮気味で話している花菜に私は呆れている
あ｢あ、そうだ…国見くんに謝らなきゃ｣
花｢部活行く前に目、冷やさないとね｣
｢部活前には腫れが引くといいね｣と保冷剤を持ってきてくれた花菜は微笑んでくれた
あ｢花菜、ありがとう｣
花｢全然！…応援してるからね｣
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もも(プロフ) - くにみんさん» 及川さん素敵ですよね！応援ありがとうございます！ (2022年8月11日 22時) (
レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
くにみん - おいかわさーーーんかっこいい♡次の話も楽しみにしていますね！”応援しています！ (2022年8月11日 20時) (レス) @page50 id: 1aa174e0ca (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - みるくさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2022年5月16日 7時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - とても面白いです。この作品大好きなのでこれからも頑張ってください! (2022年5月15日 22時) (レス) @page8 id: 14f43f79f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もも | 作成日時：2022年5月14日 21時
