58話 ページ9
そして翌日、鉄くんが会いに来る日曜日となってしまった
〜朝〜
あ「ん…あれ、アラームかけるの忘れたのかな」
時計を見ると8時を指していた
ピンポーン
あ「誰か来たみたい」
すると、1階のリビングからお母さんの声が聞こえた
母「あら〜!鉄郎くんじゃない!久しぶりね〜!」
黒「どーも、お久しぶりです」
母「いい男になっちゃって〜!」
黒「里美さんも相変わらずお綺麗ですね」
母「やだも〜!あ、Aちゃんならまだ部屋にいるから起こしてくれるかしら?」
黒「もちろんです」
げっ、お母さん何言ってくれてんの…私今起きたばっかなんですけど…
どうしよ、階段上がる音が聞こえてきた…もう1回寝ちゃう?いや、鉄くん感がいいから私が狸寝入りしてるの絶対分かってそう
コンコン
黒「おーい、入るぞ〜」
私の返事を聞かずに部屋に入ってくる鉄くんと、ベッドに潜り込む選択をした私と、そんな事お構い無しに私の部屋にずかずかと入ってくる
黒「…」
え、どうしよう。多分近くにいるんだと思うけど、
すごく、静かなんですけど
あ「…?」
布団を少し捲って、当たりを確認すると鉄くんの顔がドアップで見えたのでもう一度布団を被ろうとすると布団を全部剥がされてしまった
黒「なーにしてるんですか〜」
にやっと笑った少し大人びた整った鉄くんが笑っていた
あ「何時に来るとか言ってくれてもいいじゃん」
黒「あ?俺言ったけど」
あ「え?」
え、待って聞いてない…聞いてないんですけど!!!
というか、鉄くんと最後会ったの1年前だからなんかなんだろ…むず痒い
黒「ってかお前、雰囲気変わったな」
あ「あ、うん」
黒「俺そっちの方が好きだわ」
あ「っ、あ、ありがとっ」
どうしようっ、鉄くんに褒められた…なんか、及川さんとは違った安心感がすごく懐かしい
黒「うっし、んじゃ出掛けんぞ」
あ「え?!今から?」
黒「あ、朝ごはん俺もまだだったから里美さんのご飯食ってから行こーぜ」
この後着替えるから出てってと鉄くんを追い出した私は、急いで出掛ける様の服に着替えた
あ「〜っ、何あれっ、鉄くんあんなにかっこよかったっけっ」
私服の鉄くんすごい、お洒落でスタイル良かったな…
私、鉄くんの隣を歩いて平気かな…心配になってきちゃった
とまぁ、何かと格闘していた私は20分後にリビングにやってきた
母「遅かったわね〜」
黒「お、似合ってんじゃん」
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もも(プロフ) - 琴音さん» わぁぁああ!とても嬉しいお言葉ありがとうございます🥹期待に応えられるよう頑張りますので今後もよろしくお願い致します!! (2022年10月30日 17時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
琴音 - このお話大好きすぎて他の小説見ていても気付いたらこの小説になっているほど大好きな話です!6の更新応援してます‼️‼️お仕事頑張って下さい。息抜きも大切ですよ! (2022年10月30日 12時) (レス) id: 1c719ec638 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - ネイトさん» そんなに見て頂いてるんですね!嬉しいです!土日に更新できるかと思いますので楽しみにしていてください! (2022年4月22日 8時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
ネイト(プロフ) - ももさん» もも様!こちらこそ返信頂いて嬉しいです!もう繰り返し3周くらい読んでいますが←、本当に面白いですね!忙しい中だとは思いますが続き待っていますね!😊 (2022年4月20日 22時) (レス) id: 35e0137ada (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - ネイトさん» コメントありがとうございます!とても嬉しいです!!!今後も頑張りますのでよろしくお願い致します! (2022年4月20日 13時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もも | 作成日時:2022年3月6日 21時