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「なっ、ティーチが！？」
すっかり夜も明け、船員たちが起きてくる時間帯。
船長、エドワードニューゲイトこと白ひげの部屋では隊長たちが集められていた。
襲われたサッチ、事前に話を聞いたマルコは顔を引き攣らせながら事を話した。
その話に一番食い付いたのが、ティーチも所属していた二番隊の隊長であるエース。
床をドンッと蹴りながら感情のままに怒鳴り散らしていた。
「まあ、落ち着け。ティーチに襲われながらもサッチが生きているということは別に何かがあったんだろう？」
「そこだよねい、サッチ何があったんだよい？」
十六番隊隊長のイゾウが立ち上がっているエースを宥めて、座らせる。
マルコもそこまでは聞いていなかったのか考える素振りを見せる。
「ああ……実は______」
サッチはシロの事を包み隠さず話した。
元々内緒にして欲しいとも言われていなかったし、何より家族には嘘などつかない方がいいと感じたのだろう。
「グララララ、そんなことが」
「急に消えた？？」
「どっちにしろサッチが助かったのならその子に感謝だな。」
サッチの説明には各々色んな反応を示した。
面白いとでも言うように興味深く思う者。
そんな不思議な話を疑問に思う者。
とりあえずは、サッチが無事でよかったと感謝する者。
ここまでの皆は、シロについて述べていた。
だが一人だけまだティーチに怒りを震わせる者がいた______
･
･
「ッ！！！俺がティーチを追う！！」
______エースだ。
そう叫んで部屋を飛び出して行ったエースを隊長達は追いかける。
「やめろよい！エース！！頭を冷やせ！！」
甲板に出ると、先に着いたマルコや聞き耳を立てていた他の船員たちに止められていた。
「オヤジは今回は特例だって言ってたんだ！！ティーチは追わなくていい！！」
「離せ！！俺の部下の隊だ！！！これを放っておいてコロされかけたサッチの無念はどこへ行くんだ！！！」
必死に海へ飛び込もうとするエースを白ひげも止める。
「エース……いいんだ。今回だけは……妙な胸騒ぎがしてなァ……」
「あいつは仲間をコロそうとして逃げたんだぞ！！何十年もあんたの世話になっておいてその顔にドロを塗って逃げたんだ！！！
…何より親の名を傷つけられて黙ってられるかオレがケジメをつける！！！」
白ひげの止めも聞かず、とうとう海へ出てしまった。
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さめきょうりゅう(プロフ) - まみゆさん» コメントありがとうございます！最近手がつけにくくなっていたのですが、一気にやる気出ました笑沢山更新しますね！！あと、リクエストありましたらよろしくお願いします！ (2021年9月2日 17時) (
レス) id: 4c1576b7f3 (このIDを非表示/違反報告)
まみゆ - とっても面白いです！夢主が食べた悪魔の実の能力がはやく明らかになって使っているところ読んでみたいです笑 (2021年9月2日 17時) (レス) id: 4ea42735dd (このIDを非表示/違反報告)
さめきょうりゅう(プロフ) - 桜牙水雷華さん» あー！そうでした！わざわざご指摘ありがとうございます！ (2021年8月17日 13時) (レス) id: 4c1576b7f3 (このIDを非表示/違反報告)
桜牙水雷華(プロフ) - 初コメ失礼します。作中で白ひげの船の名前が出てる？んですけどそれモビーディックだと思います。オーロジャクソン号は確か、海賊王の船の名前だったと思います。長々と指摘すみません。作品の更新をいつも楽しみにしています。これからも頑張ってください！ (2021年8月17日 11時) (レス) id: fe4c76e429 (このIDを非表示/違反報告)
嫁子ちゃん。(プロフ) - さめきょうりゅうさん» えー！なんだか恥ずかしい‥ありがとうございます！お互い頑張りましょー！またうちにも遊びに来てください(^o^)/気軽に呼んでくださいねー(^∧^) (2021年7月17日 18時) (レス) id: 633ddb8808 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さめきょうりゅう | 作成日時：2021年7月13日 21時
