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File.3−inポアロ ページ8





「アンタら…遅い!!」

『ごめんて野薔薇!』

「虎杖なんてカレー食ったんだろ??」

「おう!美味かったな!」







半ば強制的にカレーを食べ終わった悠仁を家から引きずり出し、スコッチさんに一礼してマンションを出た。
スコッチさんは残念がってたけど早く行かなければ私の命が危なかった。
現に仁王立ちしている野薔薇と目付きが怖い恵に鋼の心を持つ私でも精神が抉られる。

悠仁に至っては開き直って、カレー食ってきたーって自慢しやがるしなんなんだ!!あ、まだ犯人セットはつけておりまする。

ちなみに現在例のポアロ前。毛利探偵事務所は上の方にご健在で迷わずに来れました。潰れてなくてよかったよ笑







「はぁ…とりあえず早く入りましょ、私お腹ペコペコよ」

『いや、それは私も……』

「どんまい」

『え、食べるからね??普通に食べるよ??』







あとそれ外しなさいよ?と付け加え犯人セットを指さす野薔薇。これはかっこいいから無理です!!

そして恵が怖い。すごく怖い。
なんか黒いオーラとかそういうのはなくなったけど存在が怖い。その眼差しが怖い。どんまいが怖い。
お腹すいてるんで食べますけど!

悠仁も食べる気満々なのにはさすがに引きました。







「まあまあね」

「そこそこだな」

「高専よりはマシ」

『え、酷くない?君たち』







めっちゃ綺麗なところだし色んなお客さんで賑わってるけど……悠仁は論外。高専よりマシは草

なんて話してると女の店員さんがにこにこしながら案内してくれる。







「4名様でお間違えないですか…??」

『あ、はい4名です』

「いや虎杖抜いて3人よ」

「ひっでぇ!!」







店員困ってるから、と言う恵の掛け声により大人しく席へと案内された。隣には女子高生と多分小学生くらいの男の子。その奥にはちょっとガラの悪い男二人。
いやーうん、これは軽くカオス。
男の子にめっちゃ変な目で見られたけどこれも運命。気にしないでおこう、うん。







『何にする??』

「生姜に合うものならなんでも」

『あるか?生姜に合うもの』

「私はハムサンドにするわ」

「俺はカレー!!」

『悠仁はカレーの闇から抜け出そう。』







収拾つかなくなる前に、ハムサンドを4人前を金髪の店員さんに頼む。また驚きの目で見られたよ、辛い。



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コウ(プロフ) - 続き待ってます! (1月15日 14時) (レス) @page10 id: eadaa937b0 (このIDを非表示/違反報告)
海音(プロフ) - 続き待ってます!!! (1月13日 23時) (レス) @page10 id: c21dc838d8 (このIDを非表示/違反報告)
ののの - 続きがとても楽しみです。更新が再開される日を待ってます。頑張ってください。 (11月22日 7時) (レス) @page10 id: 952932260e (このIDを非表示/違反報告)
風優 - 続き待ってます!! (11月9日 20時) (レス) @page10 id: 6ee8aa9924 (このIDを非表示/違反報告)
( 。ω。) - 続き待ってます! (8月20日 11時) (レス) @page10 id: 550fd98a77 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さめきょうりゅう x他1人 | 作成日時:2022年2月24日 15時

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