可愛すぎる8 ページ8
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『臨時マネージャーを努めさせていただくことになりました日向Aです!短い間ですが精一杯頑張りますのでどうぞよろしくお願いします!』
「はい、ということでみんな大好き夏陽Aちゃんこと日向Aちゃんでーす!!」
「拍手〜」
______沈黙
それもそのはず大人気で大好きな人が目の前にいる。言葉を失うだけじゃ済まないかもしれない。
対してAは、何にも反応してくれない為歓迎されてないのかと思い顔を青くし、内心、泣くよ??と思っていた。
「え、え、え、え、え、は???」
最初に口を開いたのは三年の木葉。最終的に若干キレてるのは無視しよう。
「先輩方、本物ですよ??本物の夏陽Aちゃんです」
続いて同クラの尾長。
「木兎〜少しの間なんだから話さないと損だよ??」
「赤葦もね??」
マネージャーの2人が声をかけたことにより、息を吹き返す主将。いやもともと死んでるわけではなかったが。
『あの、練習しなくて大丈夫ですか??』
もうこの空気に耐えられなくなってしまったAは、とりあえず空気を変えようとそんなことをマネージャーの2人に聞く。
「あー笑そうだね!じゃあAちゃんはこっちでドリンク作るの手伝ってくれるかな??」
『はい!もちろんです』
「木兎、ちゃんと進めといてね?」
自分らの主将を面白がりながら通り過ぎて行く2人。まってこれホントにだいじょぶそ??と内心思いながらAは、先輩達を追いかけ水道の方へ向かうのだった。
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「(え、待ってこれ俺どうしたらいいの??)」
主将は息を吹き返したものの呆然。副主将に至ってはまだ息を吹き返していない。もちろん周りの部員たちも唖然としていて収集のつかない状態になっていた。
「あーえっと先輩方……??」
意を決して話しかけてみるも誰も答えてくれる気配はない。とても可哀想な尾長くん。
「あれ、ガチで本物!!!!!?????」
「うぉビクッたー」
バッと顔を上げたかと思うと叫ぶようにそういった主将。
「本物っすね。というかあんな顔面国宝他にいてたまるか」
「そ、うだよな……マジでどうしよ俺、緊張しすぎていいプレーできる自信が無い。」
蹲る主将に、乙女か!?と突っ込みたくなる気持ちを抑え、尾長は苦笑した。
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れな(プロフ) - 良ければ更新して貰えると嬉しいです!烏野との絡みいっぱいみたいし、西谷と田中と沢山絡ませてもらえると嬉しいです!完結までついていかせてください! (5月29日 10時) (レス) id: 5c55cc0d78 (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - 久しぶりの更新ありがとうございます!!この作品大好きです!!これからも更新頑張ってください!応援してます💓 (2023年2月19日 19時) (レス) @page12 id: 98c132f21e (このIDを非表示/違反報告)
優雨-ゆうあめ-(プロフ) - 更新…!!待ってました!!この作品面白くてほんっと好きです♡ (2023年2月18日 22時) (レス) @page12 id: 12d19b95d0 (このIDを非表示/違反報告)
マロン - すごい読みやすくて好きな作品です‼無理し過ぎず頑張って欲しいです!! (2022年10月18日 20時) (レス) @page11 id: 24bba1a895 (このIDを非表示/違反報告)
薫(プロフ) - この作品大好きです!!ゆっくりでもいいので続けて欲しいです!! (2022年10月10日 10時) (レス) @page11 id: 3c0217a8e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さめきょうりゅう x他1人 | 作成日時:2022年2月18日 8時