彼が調子に乗り始めたので冷たくします【鬼滅の刃】

心配な私とパシリの君 ページ10

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伊之助「ぅおおお！！すげぇ！！」







炭治郎「あ、伊之助！あんまり離れると
はぐれるぞ！」







宇髄「おー派手にやってんな」








どうしてこうなった…？








師範が炭治郎達を呼びにいって
事情を説明して協力してくれることに
なった…そこまでは分かる。








何でお祭り？遊ぶの？そう聞くと師範は








宇髄「ちげーよ。これだけ大きな祭りなら
そのタンポポ頭も女連れてくるだろ」







そんな都合よく来るわけ…








善逸「春子ちゃ〜〜ん
買ってきたよ〜！」









「…」








何か聞こえたし見えた気がするけど
気のせい気のせい。←








春子「おっそいよー善逸くん！
私常に何か食べてないと死んじゃう病
なんだからーあ、さっさと他のものも
買ってきてね」









(思いっきりパシられてる…本人
幸せそうだけど…)








誘ってくれなくて悲しいとか別に
思ってないし…拗ねてないし…








すっと目の前に栗団子が差し出される。








「…！」








宇髄「ほれ、これ好きだろ」








「はい…私の大好物です。」








気を使ってくれたのかな…
師範の方を見るとタダ食いしている
伊之助をぶん殴ってた。







(もうあいつのこと親分だって言わないぞ)









とりあえず善逸を見つけたので師範と
ベタベタくっつきながら歩いてる所を
見せつけに行くことに…









「無視されたらどうしましょう」







宇髄「そんなことにならないように
考えてあるから黙って俺の腕にしがみ
ついとけ」







コクリと頷いて師範…天元様の腕に
自分の腕を絡める。







因みに片手に栗団子を持ってたら
折角の作戦も間抜けな感じになってしまう
ので残りは伊之助にあげた。








もう少しで善逸の前を通り過ぎる。








(上手くいきますように…)








善逸まであと三歩…

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