彼が調子に乗り始めたので冷たくします【鬼滅の刃】

馬鹿な私達 ページ19

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作戦はかまぼこ隊を呼んで一緒に
師範に稽古をつけてもらう。






で、善逸以外とベタベタしまくって
やるというなんとも単純なものだ。







宇髄「とりあえず猪とでこっぱち、
たんぽぽ頭と紫鶴でペアになれ」







言われた通りに善逸とペアを組む。
善逸はにやけながら抱きついてこようと
したからとりあえず避けといた。








宇髄「そんで手合わせして悪い所が
あれば俺が教えにいくから勝手に
やってろ」←






師範のやる気の無さに呆れながらも
木刀を2つとって善逸に渡す。







善逸「え…俺紫鶴とやるの？！
無理無理無理無理！！」







「…はぁ、師範ペア変えたいんですけど」







善逸じゃ駄々こねて終わりそうだと
思ったから炭治郎か伊之助にして
もらおうと師範に声かけると







善逸「それはだめだめ！！俺紫鶴が
いいよぉぉお！！」







と抱きついてきた。







宇髄「後でまたペアは変えるから
今はそいつとやってろ。それと」







グイッと師範に身体を抱き寄せられた。








宇髄「今は稽古中だからよぉ？
あんまりベタベタすんじゃねぇ」






善逸「…あんたも紫鶴に軽々しく
触らないでくれますか？」







「！」







宇髄「あん？俺は師範だからいいんだよ」







「よくねーよ」






師範の鳩尾を肘で殴って木刀を
握り直した。







師範が後ろで何か言ってるけど
知らないふり。←







「さっさと始めるよ…本気で来ないと
吹き飛ばすからね」







善逸「ぅぅう怖い怖い怖い…」ブツブツ







ガタガタと震えながら私に木刀を
向ける善逸を見つめる。







そして師範の合図で私は善逸に
向かって走り出した。







(何でこんなに苛ついてるんだろう)







善逸が浮気してるから？
私を見てくれないから？


違う…







まだ善逸に期待している自分がいるから
それに苛ついてるんだ…








(馬鹿だなぁ…私も…善逸も)

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