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夢鬼7 ページ10

.

※少しだけ痛々しい表現有り



夢主side








「それで…結局美味しかったんですか?」









指は少し経つと血が止まり、
元通りになっていた。









童磨「ん〜不味くはないけど…
美味しくもなかったなぁ」









何ですかそれ!と笑っている童磨様を
ポカポカ軽く殴った。









童磨「なんなら俺の指も食べてみる?」









童磨様は人差し指を差し出して私の
唇にくっつけた。









正直好奇心はある。鬼の血肉なら
食べられるのかもっていう…でも









(え…痛いよこれ…かなり痛いよ?)









さすがに童磨様の指を齧るのは
気が引けたので自分の腕にカプリと
歯をたてて少しだけ肉を噛みちぎった。








「ぃ゛!…ゴホッぅぅッぅええ
不味いっ私不味い…」←









やっぱり痛くて自分の好奇心に
後悔した。









しかも不味い…とてつもなく不味い
吐きそうになるのを必死に堪える。









片手で口を押さえながらもう片方で
腕の傷を押さえる。









(童磨様のお部屋汚したくないっ)









童磨はそれを見て自分の血を夢想姫の
傷口に数滴垂らした。









童磨(やっぱり下級の鬼は治るのが
遅いんだねぇ…それにしても夢想姫は
特に遅い…)








じわりと何かが身体中を駆け巡るような
感覚に襲われた。









その気持ち悪さに倒れてしまう。









「はぁ…はぁ……き、気持ち悪い…」









目の前がグルグル回っている
感じがして立っていられない。
座ることすらままならない。









童磨「直接傷口に入れる方が
まずかったかな…俺はあの方に
近しいからな」









恐らくこれは拒絶反応なのだろう。









腕の傷は治ったけど、この不快な
何とも言えない気持ち悪さは治らない。









「ゴホッゴホッ…ぅ゛…ケホッ」









ビチャリと何かが手に付着した…
それが何なのかは見ずとも分かった。









「え…血?」

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月の狼 - あぁぁぁかっこよすぎかよ!~~ (2020年4月18日 18時) (レス) id: 8520cb345b (このIDを非表示/違反報告)
- ああああもう好きいいいい!夢食べるってばくみたいですね!面白いので小説の更新頑張ってください!応援してます!(あと童磨推しだったから発狂した) (2020年3月9日 14時) (レス) id: 277c5322fb (このIDを非表示/違反報告)
舞神楽(プロフ) - 七七四さん» えめちゃくちゃ嬉しいです!お読み下さってありがとうございます!続編出来ましたので宜しければまたお付き合いくださいませ(o´艸`) (2019年12月2日 10時) (レス) id: 23a708d4b8 (このIDを非表示/違反報告)
舞神楽(プロフ) - muitirou?さん» 童磨も好きですが猗窩座も好きなのでこういう絡み入れたかったんです(///ω///)ありがとうございます!続編出来ましたので宜しければ! (2019年12月2日 10時) (レス) id: 23a708d4b8 (このIDを非表示/違反報告)
七七四(プロフ) - 今日このお話を知って、一気に読んでしまいました。とても面白かったです。続編が出るのを心待ちにしてます。(^o^) (2019年12月1日 15時) (レス) id: 14bdff1be1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:舞神楽 | 作成日時:2019年11月17日 23時

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