夢鬼6 ページ9
.
※少しだけ痛々しい表現有り
童磨side
童磨「えっ…と冗談のつもり
だったんだがなぁ」
「え…」
すると突然夢想姫はぼふっと
俺のクッションに顔を埋めると
足をバタバタとさせていた。
「恥ずかしいっ恥ずかしい…
穴があったら入りたいです…」
夢想姫は耳まで赤くして丸まってしまった。
童磨(なんか……可愛いなぁ)
夢想姫の近くに座って夢想姫の
手をとった。
するとぴくりと反応して恐る恐る
顔をあげて俺の顔を見つめてきた。
俺は夢想姫の人差し指を齧った。
「ッぅ!?」
痛そうに顔を歪めてるけど俺は
気にせずに人差し指を噛みちぎった。
指からは鮮やかな紅が流れ出る。
童磨(何か良い気分だなぁ…)
ペロリと唇についた血を舐めると
ご馳走様と言って手を離してあげた。
「ッッ」
すると夢想姫はドンドンと床を
叩き始めた←
童磨「…」
これにはさすがの俺もどう反応していいか
分からず少し困惑していた。
「ったい!ぃぃい…痛い痛い!」
童磨「……何してるのかな」
すると夢想姫は涙目になりながら
失った人差し指を見つめた。
「思っていた以上に痛くて…だから
他のところを痛くすれば少しは痛みが
薄れるかと思って…」
童磨「あぁ…そういう事か。
俺はてっきり君がおかしくなって
しまったのかと…」
すると夢想姫は食べるなら食べるって
言っといて下さいよ!と言って怒っていた。
童磨「あ、怒るところそこなんだ」
童磨(この娘といると飽きないなぁ…)
と童磨は楽しそうに笑った。
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月の狼 - あぁぁぁかっこよすぎかよ!~~ (2020年4月18日 18時) (レス) id: 8520cb345b (このIDを非表示/違反報告)
雀 - ああああもう好きいいいい!夢食べるってばくみたいですね!面白いので小説の更新頑張ってください!応援してます!(あと童磨推しだったから発狂した) (2020年3月9日 14時) (レス) id: 277c5322fb (このIDを非表示/違反報告)
舞神楽(プロフ) - 七七四さん» えめちゃくちゃ嬉しいです!お読み下さってありがとうございます!続編出来ましたので宜しければまたお付き合いくださいませ(o´艸`) (2019年12月2日 10時) (レス) id: 23a708d4b8 (このIDを非表示/違反報告)
舞神楽(プロフ) - muitirou?さん» 童磨も好きですが猗窩座も好きなのでこういう絡み入れたかったんです(///ω///)ありがとうございます!続編出来ましたので宜しければ! (2019年12月2日 10時) (レス) id: 23a708d4b8 (このIDを非表示/違反報告)
七七四(プロフ) - 今日このお話を知って、一気に読んでしまいました。とても面白かったです。続編が出るのを心待ちにしてます。(^o^) (2019年12月1日 15時) (レス) id: 14bdff1be1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:舞神楽 | 作成日時:2019年11月17日 23時