生まれたんだ… ページ18
昼公演終わって楽屋に戻り
バッグからスマホを取り出すと
裕『……』
北『どうした？』
宮『あ、生まれたって…
玉ｯ…玉ｯ…おめでとうー』
裕『あ、ありがと…』
宮田の言葉にメンバーも
オメデトウのあらし
裕『生まれたんだ…』
まだ実感が湧かないんだけど
でも自然と涙が…
そんな俺の肩を抱きながら
北『早く電話してみ
待ってんじゃないか？早く労ってさ』
そうだ
お袋のヤツ生まれたってだけで、他の情報なんもいれてないし
みつに促されAの名前を出してると
ﾌﾞﾌﾞﾌﾞ
画面を見ると…
裕『涼太…？もしもし』
『あ、兄貴？今大丈夫？』
裕『あぁ』
『お袋生まれたってだけしか入れてないってから、メールしようと思ったんだけど直接言おうかなって…』
裕『あ、うんｯ…』
『さっき２時10分に男の子生まれたよ
あー、えっと3000ー？何グラムだっけ？
えと、3000超えのビックベイビーだわ』
男…Aの言ってた通りだ
裕『でAは？』
『大丈夫だよ母子ともに元気
Aさんは今まだ寝てるんだけどね
なかなか陣痛強くならなかったんだけど、分娩室入った途端生まれたみたいな？』
裕『そっか、A頑張ったんだな…』
『かえったら労ってやって』
裕『あぁ、そっち着くの夜中になっちゃうんだけど一応行くから』
そしてふわふわしながら夜の公演も終わって
急いで帰り支度を…
東京に着いてタクシーで病院へ
時計を見ると天辺まわってて
それでも一目Aを見たくて
予め聞いていた部屋へ向かい
小さくノックをし中へ…
「おかえりなさい…」
ベッドに横になったままのAが出迎えてくれる
裕『…Aｯ…』
傍に行き抱きしめる
裕『お疲れ様…そして、傍にいるって約束 守れなくて ごめん…』
「元々期待して待ってなかったよ…
だってそれが裕太君のお仕事でしょ？あ、赤ちゃんね見られる時間決まってて…でも一応聞いてみようか」
ベッドから起き出しゆっくりと部屋を出るAを支えながら向かったのは
「特別に見せてくれるって」
その時新生児室のカーテンが開かれ
「ほら、この子…回りの子より大きいでしょう？そして、やっぱり男の子だったでしょ」
裕『この子…が、俺と Aの…』
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yukiっち(プロフ) - 桜さん» 桜さん…本当に長い間ありがとうございましたm(__)m書き終えやりきった感て、他が進みません(((^_^;)私もこのお話の裕太君と主ちゃんが好きで、読み返したりもしています。←はじめの頃の辿々しい文章力のなさ…桜さんも書き続けてくださいね！読ませていただきます！ (2017年8月8日 11時) (
レス) id: aea7ca1746 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - ふと最初から読み返してみたくなって読んでみましたが、やっぱりこのお話素敵過ぎます(；；)感動して気付いたら泣いてました(笑) (2017年8月8日 10時) (レス) id: 54b9345723 (このIDを非表示/違反報告)
yukiっち(プロフ) - ののさん…ありがとうございますm(__)mののさんのようにずっとこの作品を読んでくださっていた読者様がいたお陰で、完結させることができました。また、その後…書きたい…多分書くと思う！その時もまた宜しくお願い致します。 (2017年7月9日 18時) (レス) id: aea7ca1746 (このIDを非表示/違反報告)
のの(プロフ) - このシリーズが始まった当初から読ませていただいてました。完結おめでとうございます。また初めから読み返して楽しみます。またひょっこり現れてその後のエピソードが読めるのも楽しみにしています。 (2017年7月9日 16時) (レス) id: 99d771515a (このIDを非表示/違反報告)
yukiっち(プロフ) - 桜さん、いつもコメントありがとうございましたm(__)mどれだけ励みになったか…終わってしまい作者自身ももの悲しいというか…また他の書きかけのものに取りかかりますね！桜さんも素敵な作品を書き続けてくださいね(^-^) (2017年7月9日 15時) (レス) id: aea7ca1746 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yukiっち
| 作成日時：2017年4月22日 0時
