光の貴方と影の私【JK】

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HS SIDE
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いやー、まいったな。
今リビングにいるのはAとナムジュン、そして僕。

女の子の扱い慣れてないよ僕たち。



HS「んーと…どうしよっか…笑」

RM「Aがアイドルになりたいと思ったのはジョングガと釣り合いたいっていう理由だけ？」

「いや…それが正直1番の理由でした。でも…オッパ達を見て、憧れたのもあります。私、みんなの気持ち全然考えてなくて、どうしたらいいか…」



ジョングガとAはすごく平和なカップルで、仲違いするのは珍しいからなんだか不思議な気分。



HS「まぁ、傷ついたのは事実だよね、笑」

RM「正直な笑 でも悪気がないことくらいみんなわかってるから。」

「あああ…本当に…ごめんなさい！！！」



僕たちはまずAの本当の気持ちを知るべきだ。
Aの一言にメンバー全員がショックを受けたのは紛れもない事実だけど、それを言ったのにもきっと意味があると思うんだ。



HS「ねぇA。釣り合うとか、そういうのは無しにしてもアイドルになりたい？」

「…なり、たいんです。」

HS「それはどうして？」

「これもきっかけは、グクに釣り合うために始めたことですが、美容やファッションの勉強が私には楽しくて仕方がないんです。バンタンを見ていても、ヨジャグルを見ていてもかっこよくて…！私もとびきり可愛いメイクをして、とびきり可愛い服を着て、人の前に立ってみたい…そう思って。」



Aがアイドルになりたいというもう１つの理由。
素敵だと思った。
出会ったばかりの頃、AはTシャツとスキニーが定番の格好だった。僕たちと関わって、グガと付き合い始めてから、Aは自分を変えたいと願い、少しずつ変わった。

なんだ。簡単なことじゃないか。これを伝えればいいんだよ。

“あなた達のおかげで変わろうと思ったの。あなた達のおかげで変われたの。”

そうみんなに言うだけで全て伝わるよ。Aはちゃんと変われてる。昔からの謙虚さはずっと残っているけど。

ナムジュンがふっと笑ってAにいう。



RM「それをそのままグガに伝えれば？絶対伝わるから。」

「ほん、とう…？ですか…？」

HS「絶対！僕たち、Aがアイドルになりたいということに関しては全然いいと思ってるよ？？」

「ありがとうございます…(TT)」



あとはA次第だよ。






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