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シグマside
男性「シグマちゃん！シグマちゃん！ねぇ、どこへ行くんだい！！？」
ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ！！！
男性が入って来ようと、ドアを無理やり開けてくる。
ドアノブを回す音やチェーンの音が、より一層恐怖を引き立てる。
嫌だ！怖い怖い怖い！！！
心霊スポットに行ってる時よりも、何倍も手が震える。
隣にいるバロンは、玄関に向かって「ヴー！！」と唸ってた。
(どうしよう……。誰か……助けて)
もう耐えきれなくなった私は、震える手でポッケのスマホを取り出した。
LINEを開き、トーク履歴の1番上の人物に電話をかける。
〜♪〜♪
シルク[おう、どうし『シルク！助けて！！』
電話越しに頼もしい友人の声を聞いて、少しだけ安心する。
あまり聞こえないけど、他のメンバーの声も聞こえる。
シルク[……何があった]
シルクも切羽詰まった私の声を聞いて何かを察したらしい。
声の調子が変わった。
それに反応したのか、メンバーの声もピタッと止まる。
『男性の……ウオタミさん……が………突然来て……』
シルク[相手は？まだいるか？]
『いる……。ドアを、ガンガンやって……きて……』
シルク[警察に電話は？]
『してない。怖くて………無理………』
これと似たような事を経験してるシルクは、簡潔に事情を聞いてきた。
『シルク、お願い……。もう無理、助けて……』
シルク[おう、少し待ってろ。今すぐそっちに行く]
その言葉を最後に、電話がプツっと切れた。
ー数分後ー
しばらくして、今度はシルクから電話が掛かってきた。
『シルク！』
シルク[悪ぃ、もうすぐ着く！エントランスのドア、開けといてくれ！]
それを聞いて、一目散にモニターに走って、エントランスのロックを開けた。
男性「シグマちゃん！！こっちに来てくれよ！！もっとお話しようよ！！」
玄関の方からは、相変わらずあの人の声が聞こえる。
私は、怖くてその場にへたり込んだ。
それに心配したのか、バロンが膝の上に乗ってくる。
『大丈夫だよね？バロン』
バロン「なーう」
ギュッとバロンを抱きしめる。
そして「大丈夫」というように、バロンが私の頬をペロッと舐めた。
・
ガッシャーン!!
シルク「おい！てめぇ！！」
モトキ「シグマに何してんだ！！」
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まろん(プロフ) - 辛いですよね…私は最推しなので、めっちゃ辛いです…落ち着いたら是非続き書いて頂きたいです！更新頑張ってください！お互い更新頑張りましょう！ (2020年10月17日 19時) (
レス) id: af0f32c11e (このIDを非表示/違反報告)
メルヘン - 書いて欲しいです！ (2020年2月13日 18時) (レス) id: e7868645e8 (このIDを非表示/違反報告)
澄葉夜(プロフ) - れいかさん» 大丈夫ですよ！あと、作者はマサイ推しです！ (2020年1月31日 0時) (レス) id: f7693f343f (このIDを非表示/違反報告)
れいか - リクエストしてもいいですか？ (2020年1月30日 18時) (レス) id: 4f7e4ec401 (このIDを非表示/違反報告)
れいか - 私はぺけたん推しです。作者は誰推しですか？ (2020年1月20日 12時) (レス) id: 4f7e4ec401 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：澄葉夜 | 作成日時：2019年11月26日 17時
