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バスから出ると、パーキングではなく建物1つないところだった。
フェンスの向こう側は草木が生い茂り、そのまた向こうには山々。
そのとき、１つの車から出てきたのは女性二人と男の子一人だった。
そのうち女性二人はテレビでもよくみかける人だ
「煌めく眼でロックオン！」
「キュートにキャットにスティンガー！」
「ワイルド・ワイルド・プッシーキャツツ！！」
ビシッとキメポーズがきまったところで、相澤先生が「今回お世話になるプロヒーロー”プッシーキャツツ“の皆さんだ」と合理的に紹介をする。
「ここら一帯は私らの所有地なんだけどね。あたらの宿泊施設はあの山のふもとね。」とマンダレイが指を指した
皆の顔が「いやいや、まさか」みたいな苦笑いになり、ざわつき始め、バスに戻ろうとする。
もちろん私も。
切島なんて「バスに戻れ！早く！」と今にも後ろからゾンビでも来ているみたいな顔をしてバスに戻ろうとしている。
「12時半までに辿り着けなかったキティはお昼抜きね」
「悪いね諸君」と悪気のなさそうに言う相澤先生
と、次の瞬間地面が崩れた。
「合宿はもう、始まっている」
土の滝で下へと流された私たちA組。
「私有地につき“個性”の私用は自由だよ！今から三時間！自分の足で施設までおいでませ！」
「この“魔獣の森”を抜けて！！」
目の前は普通の森。けどマンダレイはなぜか“魔獣”とつけたもんだ
なにか…出てくるかもしれない…
「魔獣の森？」
「なんだそのドラクエめいた名称は…」
『ま、お昼抜きはさすがにヤバイからさっさと行こう。』
「鬼沢は昼飯のことしか考えてないのな。」
そんな会話をしていると「耐えた…オイラは耐えたぞ」と峰田がなにやら大事なところを押さえながらダーーと走っていく姿が見えた。
そういえばバスから下りてから“おしっこ”と“トイレ“しか言っていないような気がする。
峰田が走って木の陰に隠れようとしたときだ。
その木の陰から出てきたのは”魔獣“だった
マンダレイの言ったとおり、魔獣の森なんだ…ここは…！
「静まりなさい獣よ。下がるのです！」
口田の”個性“で魔獣を静めようとするが、通じない。
これは…生き物じゃない！
私はすぐに飛び出した
そして、魔獣の頭目掛けて蹴りを入れる。
『土くれ…けっこうもろい…。』
「よし！このまま行くぞ！」
私たちは施設へと走り出した。
あと三時間だと信じて。
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マルこう - うわああああ！！本当にいい作品でした！ありがとうございます！！！ (2021年9月13日 17時) (
レス) id: d0881c87cf (このIDを非表示/違反報告)
焼き肉(プロフ) - あんさん» こちらこそイラストありがとうございました！！今、テンション上がってて最高です！本当にありがとうございます！ (2019年8月17日 21時) (レス) id: 9fb1550a34 (このIDを非表示/違反報告)
あん(プロフ) - 焼き肉さん» ありがとうございます！自分が書いたイラストが載っててちょっと慣れないですけど、嬉しいです！笑 (2019年8月17日 21時) (レス) id: 36619689e1 (このIDを非表示/違反報告)
焼き肉(プロフ) - あんさん» すみません！メッセージにお返事を書かせていただきました！ (2019年8月17日 21時) (レス) id: 9fb1550a34 (このIDを非表示/違反報告)
あん(プロフ) - 初コメ失礼します！夢主さんのイラストを書かせてもらったのですが、Twitterなどでお渡しってできますか…？ (2019年8月17日 21時) (レス) id: 36619689e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：焼き肉 | 作成日時：2018年2月25日 12時
