検索窓
今日:1 hit、昨日:4 hit、合計:158,789 hit

21話 ページ21

「はい。で?どうしたの?」

『それがね・・・今宇内さんのとこいるんだけどそっちの先生が逃げ込んできたらしくて助けてほしいんだよね』

「はぁぁ?!あの人また?!しかも宇内先生のとこ?!」

『そ、だから連れて帰ってよ』

「ふっざけんなアイツ。人様にまで迷惑かけやがって!!今行く。宇内先生の住所送っといて」

『ん、ありがと。待ってる』

「ぜっったい逃がさないでね」



ピッと電話を切りみんなの方に振り向く




「「ヒッ」」


「うちのクソヤローがやらかしてるんでちょっと行ってきます。気にせず楽しんでください」

古「A、顔怖いよ」

佐「おい、あかーしって誰だ。それにクソヤローってどいつだ」

「聖臣黙って。それどころじゃないんだから」






バタバタと準備をしているとあかーしから住所が届いた


ここから30分くらいか、そう遠くない


ったくあの人はほんっとに







侑「お前、また遅なるんか?」

「分かんない。あの人次第」

侑「この前も言っとったけどあの人って誰なん?」

佐「A、どいつだ」

侑「仕事関係の人」

佐「連れてこい」

「無理。じゃ行くから」

佐「俺も行く」

「ダメ。これだけは譲れない。絶対ダメ」

佐「・・・」


「じゃ、みんなは楽しんで」






タクシーを捕まえて乗り込み宇内先生の家に向かう







ピンポーン


ガチャ


赤「休みの日にごめんね、A」

「こっちこそ本当にごめん」

赤「それよりこっち。入って」

「お邪魔します」






コンコン

「宇内さん?入りますよ」

「いいよー」



「ヒッッ、あか、赤葦くん!なんで深瀬ちゃん呼んだの?!裏切り者!!」

「裏切り者っていうかA呼ばないと先生帰らないじゃないですか。宇内さんも原稿まだあがってないんですから」

「だって描けないんだもん・・・」



「先生」

「ヒッ」

「この前まで絶好調だったのに何ほざいてるんですか?」

「ヒィッ」

「しかも人様にまで迷惑かけて?宇内先生の手止めて?何がしたいんですか」

「ヒィィィッ」

「分かったら早く帰る!!早く準備してください!!!」

「もっと優しくして!漫画家大事にしてぇ!!」

「大事にしてるじゃないですか!休みの日に働いてんですよ?!」

「ウッ、、」


「宇内先生ほんとうちのバカがすみませんでした」

「い、いや別にいいんだけどさ」

「ほら!こう言ってくれてるじゃん!」

「そういう話じゃないでしょ!迷惑かけんなってことですよ!!」

 

22話→←20話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (176 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
299人がお気に入り
設定タグ:ハイキュー , 宮侑
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

道楽(プロフ) - さーやさん» さーやさん、すみません。訂正致しました。ご指摘ありがとうございます!失礼しました。これからもよろしくお願いします! (2020年7月5日 16時) (レス) id: a75a20ac26 (このIDを非表示/違反報告)
さーや(プロフ) - いつも楽しく拝見しています。小森君じゃなく、古森君ですよ。 (2020年7月5日 15時) (レス) id: 0df12cbb2f (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:道楽 | 作成日時:2020年7月1日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。