圧倒的想定外な未来２【梟谷】【稲荷崎】

97話 ページ47

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赤「そんな考えないでいいです。Aは大丈夫ですから木兎さんはいつも通りにしてください」


侑「アカーシくんもそないなこと言うんか？！気になるやろ普通！！」


治「コイツがAんこと好きでもAはちゃうわ」


黒「そーかね？」


治「そうに決まっとるやろ」


木「好き？好きってナンダ？一緒にいたいとは違うのか？」


黒「いーや？間違ってねぇと思うぜ？なんならAに聞いてみたら？」


赤「だからやめて下さいって」









一悶着あったがご飯を食べ部屋に戻る


侑「なんやねん、ぼっくんとあないな約束しとるとか聞いとらん」


角「いや〜、面白くなってきたね」


治「アホか、全然おもろくないわ」


角「これでAも木兎サンのこと好きだったらどうすんの」


「「そないなわけあるかい！！」」


角「分かんないじゃん」


治「俺は認めへん」


侑「俺もや」


角「なら駆け落ちしたりして」


「「？！！」」


角「なんてジョーダンだって」









翌朝目覚めると侑と治がすごい勢いでこちらに走ってくる


朝からなんなんだよ



侑「A！Aは駆け落ちしたりせえへんよな？！」


治「いきなりおらんくなるとかあらへんよな？！」


「朝から何？意味わかんないんだけど」


侑「あぁぁ！！角名が余計なこと言うから寝られへんかったわ！！」


治「いや、お前寝てたやん」


侑「お前かて寝とったやろが！！」


「いや、普通に寝ろよ。それよりご飯行こ」


侑「おん！って返事聞いてへん！！」



「はぁ？駆け落ちとかほんと意味わかんない」


治「ほな聞き方変えるわ。ボクトのこと好きなん？」





ピシッ


「な、何言ってんの？治、頭打った？」


治「よかったぁぁぁ、これで好きとか言われたら俺生きていけへんとこやったわ」


侑「おん、これで安心やな」


「いいから早く行くよ」





あっっぶねぇぇ！！


朝からなんなの？！

いきなりそんなこと聞いてくると思わないって！！


昨日自覚したばっかなのにやめてよ！！



二人の前ではなんとかポーカーフェイス出来たけど本人目の前にしてやっていけるかな


平常心、平常心だ、

やればできる！！！






木「A〜！おっはよ〜！！」


「ぼ、木兎さん、、お、おはようございます」


木「ん？どうした？体調悪い？」


「い、いや、あの、大丈夫です！！」


木「そーか？なら良かった！」



笑わないで！！

不用意に笑わないでください！！

　

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