# A Cold side A 2 ページ13
・
ピンポーン …
『 … は ー い
今 開けるね 』
Aの元気の無い声が インターホン越しに
聞こえてからすぐにドアが開いた 。
ガチャ …
「 しょーくん 、いらっしゃ… 」
Aは 玄関から出てくると同時に 俺の方に倒れた 。
咄嗟に抱きとめると 、Aの身体の熱さが伝わってきた 。
こんなに熱が高かったら きついはずなのに
なんで無理しちゃうの 。
「 もー 無理しちゃだめじゃん 」
「 ごめん … 」
「 薬は飲んだ ?」
俺がそう聞くと Aは 困ったように笑って
ぽつりぽつりと話し出した 。
「 それが …
薬が 食後じゃないと飲めなくて 、
さすがに この状態で ご飯なんか作れないし 、
ご飯買いに行こうかと考えてたところだったの 」
「 ご飯作るのを諦めたのは偉かったけど 、
その状態でご飯買いに行こうとしちゃだめでしょ 」
俺が 優しく一喝すると Aは申し訳なさそうに
目尻を下げて ごめん と一言謝った 。
「 とりあえず 俺が ご飯作るから Aは寝てて ?」
俺がそう言って台所に行こうとすると
Aは 少し 戸惑った後に 俺の服の裾を引っ張った 。
「 一緒にいちゃだめ ?」
一瞬時が止まったような感覚になった 。
Aが こんなこと言うなんて 初めてだった 。
「 キッチンは危ないから リビングならいいよ 」
はっと我に返り そう告げて 俺はキッチンに 、
Aはリビングに向かった 。
Aの家はカウンターキッチンだから
俺からはAの様子が見えて安心だし 、
Aからも 俺が見えて寂しくないだろう 。
そんなことを考えながら 俺は お粥作りに取りかかった 。
────────────────────
なんか すごい 天月くんが A 、A 言ってる気がする ()
そして この話 長くなる予感しかしない 。。
こんなに長くなるはずじゃなかったんだけど 。。。
ということで もう少しお付き合いください !
────────────────────
・
続く (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう
←# A Cold side A
24人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
さく - 更新止まってます!戻ってきてください!続き楽しみに待ってます!(´;ω;`) (2019年7月17日 14時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あさひな | 作成日時:2019年1月30日 21時