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貴方side
お風呂からあがり、部屋に戻るとソファの上で眠ってしまっているやまと。
PCを開いているから仕事をしていたんだろうと推測する。
そして起こした方がいいということもなんだか分かる。
「やまと〜やまとく〜ん」
小声でそう言っても起きる気配は全くない。
目の前に座り、寝顔を見ると普段はシュッとしたフェイスラインが消えている。かわいい。
常に気を張ったリーダー気質のやまとの寝ている自然体の姿というものには癒される所がある。かっこつけだし、ナルシストだし。
髪を撫でるとフワフワとした髪の毛か指の隙間を通っていく。
その瞬間一気に『愛おしい』という感情が胸の奥から込み上げてくる感覚に襲われる。
たまらなくなり、やまとのひざに座り抱きしめると「わ！びっくりしたぁ、、、」と言って起き上がる。
やまと「ん？どしたの？」
「いや、、、寝てる間にごめん」
やまと「怖い思いしちゃったから、、、思い出した？」
「そういう訳じゃ、、、」
ただただ、好きで好きでたまらなくて愛しすぎて仕方なくて抱きしめたと言うのは恥ずかしくて言葉に出来なかった。
そして彼は「Twitter確認しよっか。」そう言って、私のスマホを手渡してくる。
ロックを開き、スマホの画面をTwitterアプリに切替える。
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○A
[表参道で撮った写真]
久々に表参道で買い物。
付き合ってくれた友達に感謝です。
･･･ 536 ⇄1382 ♡7846
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コムドットとスカイピースでの写真の関係か、フォロワーが激増し、それと比例して通知も大量になっていた。
先程の怪しげなDMを確認する。
「あ、きてる。」
やまと「やっぱり」
「この日は本日じゃありません。この日もやまとくんと一緒にいましたね。写真、ばら撒きますよ。だって。」
やまと「この人やべー。でも、ここまで監視されてるって分かれば情報開示請求ができるから、弁護士に相談がいいのかもしれない。時間はかかるけど。」
「なるほど、、ダンボールは警察に持って行って、このDMの人怪しいって相談して、弁護士にこの人の情報開示請求をお願いするのがいいのかな。」
この人が同一人物なのか、もしそうならどうするか、また違うならどうするか、を夜中の12時まで話し合い、お互いの仕事をやりはじめた。
実家の自室でPCを各々広げてカタカタと叩く音だけが響いているのは中々シュールだった。
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おかゆ(プロフ) - ルリさん» きゃーうれしい( ;; ᷇࿀ ᷆ ;;)ありがとうございます！！ (2022年9月10日 21時) (
レス) id: 96c0028693 (このIDを非表示/違反報告)
ルリ - え、、待ってこの物語めっちゃ好き (2022年9月10日 20時) (レス) id: 988147937c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おかゆ | 作成日時：2022年8月21日 19時
