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月「....君は、何者?」
『あははハははハハ!!私は幽霊だよ〜キョウは楽しかった!バイバイ』
そう、女の子は言って消えていった_________。
月「なっ...」
「....」
月「あ、大丈夫ですか...」
Aは尻餅をついてしまった。
「ご、ごめん。本物の幽霊見て...腰、抜けちゃった...」
月「おぶっていきますよ」
「あ、ありがとう...」
月「それにしても、幽霊とか本当にいるんですね。びっくりしました。ていうか本人はどこにいるんですかね」
「確かに。潔子はどこにいるんだろう...」
Aは月島の背に乗り、薔薇を持って屋上を出た。
この幽霊騒ぎは、2人だけの秘密となった。
*
廊下。
「みんなのがほとんどギャグだったのが救いだった...最後があれじゃあ...」
月「ですね。でも普通に楽しかったです」
「うん...!」
みんなにとっていい思い出になった。
そして、2人は2階に降りると、
「あ」
清「あ、」
清水がいた。
「ホンモノですか」
清「う、うん?...ごめん2人とも。急にお腹痛くなってトイレに行ってたの」
「あ、そうだ。2階の女子トイレの鏡に文字が書いてあったけどさ...」
清「え?」
「え?」
月「どうかしましたか」
清「私達、2階の女子トイレには何も仕掛けてないよ?」
「!?」
月「じゃあAさんが見た血文字は...」※52
誰が書いたんだろう...?
この時。2人はゾッと鳥肌がたった。
烏野の七不思議は本当に_________
*
日「お疲れ様です!」
「お疲れ様」
田「なぁぁぁにAさんをおんぶしてんだ!月島ぁぁぁ!!」
西「ずりぃぞ!!!」
月島がいじられるのは言うまでもない。
谷「お、おおお疲れ様です!!」
「お疲れ」
谷「ど、どうでしたか!」
「凄く楽しかったよ。あと、この薔薇も...」
実は、Aはこれらの意味を知っていた。
「....感謝するのはこっちなんだけどなぁ」
谷「何か言いました?」
「ううん、なんでもない」
これで無事、ということではないけど平和にこの肝試しは終わった。
しかし、まだイベントは終わっていない。
そう。“誕生日”というイベントが。
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naonao(プロフ) - いい話やなぁ(泣) (2021年10月17日 10時) (レス) @page44 id: d20e044f3d (このIDを非表示/違反報告)
カミユー - 私も失礼ですが声の出ないマネージャーは今日も頑張るはずだったのパスワードを教えていただいても宜しいでしょうか?応援しております (2019年5月15日 20時) (レス) id: f910bb8dde (このIDを非表示/違反報告)
ノン(プロフ) - おちささん» ありがとうございます…!この作品も他の作品も頑張ります。 (2019年4月14日 23時) (レス) id: 06efefbac8 (このIDを非表示/違反報告)
おちさ(プロフ) - ありがとうございます。改めて、本作、他作頑張ってください。 (2019年4月14日 22時) (レス) id: 1175de7164 (このIDを非表示/違反報告)
おちさ(プロフ) - 他の作品も見てます。失礼ですが、声の出ないマネージャーは今日も頑張るはずだったのパスワードを教えていただいてもいいですか?本作品も他作品も応援しています。長文失礼しました。 (2019年4月14日 15時) (レス) id: 1175de7164 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ノン | 作成日時:2019年3月26日 22時