真面目なマネージャーを幸せにしたい。【烏野】

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私は一旦、2年の教室へ戻る。

まだ見ていない教室もあるし、そのことを月島はわかっているだろうから。




＊




「あ、月島」






月「Aさん。お疲れ様です」






「月島もお疲れ様」






月「残りの教室も見ていきましょう」






「うん」




＊




これ、どういう状況だろう。私達は順調に2年の教室を見て回った。



特に何もなかったのになんで最後の教室に...






「なんだろう、これ」






月「人影ですね」






「こんなわざとらしく....」






そう。最後の教室。



ドアを開けようとした。
しかし、ドアに影が映っていた。


人の影が。





月「もう開けちゃいましょう」






「え、あ！」






問答無用でドアを開けた月島。






月「.....何やってるんですか」






「.....そういう趣味なの？」






人影の正体がわかった瞬間、私はもちろん、月島も__________目が点となった。



その人影の正体は______________天使のような服を着た菅原孝支だった。






菅「ふふふっ....」






え、何これ。キャラ作ってるのかな。
これ、見なきゃいけないの。



というか、今気付いたけど、奥に“村人”の格好をした澤村がいた。


もうこれさ、漫才するよね。



怖いの関係ない。
私が苦手っていうところを尊重したのかな。


そうだったら素直に嬉しい。


まだ菅原はふふふ、と笑っていた。
その時。羽がぽろっと落ちた。






菅「あ」






「落ちたよ、菅原」






菅「菅原じゃない！大天使スガエルだ！」






「ほんとどうしたの。ほら見てよ。月島の顔を。引いてるよ」






菅「え」






じっくり見てくださいよ。月島のこの顔。月島の目が死んだ魚の目みたいになっている。

そして、顔が引き摺ってる。






菅「これ！俺が希望してやったんじゃないから！？安心して！」






「そんな格好で言われても....」






ていうか、キャラ設定消えてるよ。






月「それって誰が考えたんですか」






澤「縁下だよ」






澤村空気だったね。






「え、縁下が...」






張り切ってたよね！縁下監督ー！って
そうだな....



と喋る2人。




____________縁下監督という設定はドラマCDとかだけにしてください....






大天使スガエル「ほら見てよ！名前のところも変わってるよ！」






澤「メタい」






菅「すみません」






いや。もう戻ってるけど....
本当にさ、菅原の将来が心配。(3回目)






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