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32滴:変わる ページ33

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「ただいまー」


「おかえりー!」


「広樹!?」









家に帰ると弟の声。広樹は私のいる玄関に駆け寄ってきた。すごく嬉しそうに。









「退院したの!?」


「うん!驚かせようと思って」









“えっへん!”とドヤ顔をしていた。その顔がとても愛しかった。









「ね、姉ちゃん…?」


「広樹ー」








私は体がもっと細くなっている広樹を抱きしめる。すぐ近くに大事な存在がいる。



















「おかえり、A」


「!た、ただいま」


「どうしたの、そんな驚いて」


「い、いやなんでも…ない」









リビングへ入ると、“別人”だと一瞬で思ってしまった母がいた。母はキッチンで夕食を作っていた。









「ひ、広樹ちょっとこっち来て」


「あ、うん」









私は広樹を連れて2階へ上がった。お母さん、別人?






























「お母さんどうなってるの?」


「気になる?」


「気になる」









私は自分の部屋へ入り、広樹を入れる。一体どうしてどうなった。お母さんは今まで笑ったりなどあまりなかった。表情が固かった。私を見ていなかった。弟の広樹しか見ていなかったのに。









「習い事はやめたよ」


「そ、そっか。良かった…」









習い事に関してはホッとした。広樹は自分のしたいことが出来る。









「でもどうしてお母さんがあんなに…」


「僕が言ったの。“姉ちゃんのことをちゃんと見て”って」


「え?」




「そう言ったら2人は悩んだ顔をしてね、その表情に僕キレたの」


「!」


「そして僕が大事なことを言って論破?」


「…」









頭の良い弟を持つと頼もしいなと実感する。いやでも、本当にありがとう。感謝してもしきれない。









____________________









…どうしてそんなに姉ちゃんの気持ちを考えてくれないの!?親として駄目。“人間としても駄目”。お父さんとお母さんの心は腐りきってるよ。余程の××だ。


























「ちなみになんて言ったかは_______」


「え、教えないよ?」


「あ、うん…」

33滴:感謝→←31滴:幸せ者はどこへ行く



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ノン(プロフ) - みなさん» コメントありがとうございます。私もスガさん大好きですね(笑) (9月16日 15時) (レス) id: 06efefbac8 (このIDを非表示/違反報告)
ノン(プロフ) - 渚@俺ナーさんさん» コメントありがとうございます。更新がんばります! (9月16日 15時) (レス) id: 06efefbac8 (このIDを非表示/違反報告)
みな - スガさん大好きです!! (9月16日 11時) (レス) id: c7efde0d03 (このIDを非表示/違反報告)
渚@俺ナーさん(プロフ) - 好きです…。こういうお話好きです。更新頑張ってくださいね! (9月16日 2時) (レス) id: fb112923a5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ノン | 作成日時:2019年9月15日 19時

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