花束と幸せ 1束 ページ42
次の日、昼からある結婚パーティーの準備で要塞の中は早朝から大変だった。普段なら6時7時ぐらいまで寝ているが、幹部達は全員5時には起きていた。特にシャオロンとAは4時半起きで使用人たちに用意されていた。
隣国といえど、向こうでの準備や移動が必要で、1時から始まる結婚パーティーへ向かうために朝の8時にはトントン、グルッペン、シャオロン、Aの4人がエントランスには集合していた。
gr「いいか、今回我々が向かうのは王国の結婚パーティーだ。もちろん国の結婚パーティーとなると反対する者がいるため場合によっては襲撃を受ける可能性がある。そのため服の下に何か武器になるものを隠しておけよ。必ず、皇太子と皇后を守れ。」
「『はっ!!!!』」
tn「ほな、折角のパーティーや、楽しんでいこな。」
そう言って4人は馬車へ乗り込んだ。馬車の中ではシャオロンが前回のミスコンの時より使用人たちに気合を入れられたためか可愛くなっていることを弄ったり、ちょっとした世間話をしていた。
――――――12時
控え室に着いた4人は窓の外を見ていた。そこには国民達へ挨拶をする皇太子と皇后の姿があった。
『……幸せそう。きっと彼女はキレイなんだろうな。』
gr「ん?お前も綺麗だゾ?」
tn「会場の女性に恨みを買うぐらいにはなw」
sha「せやで、どうしたん?」
キレイという言葉を綺麗という言葉だと解釈した3人は不思議そうにAを見つめる。
『…そんなことないよ。普通だってw』
そう言い返し、4人でしばらく待っているとその国の使用人が呼びに来たため、会場へ足を踏み入れた。この会場では位の低いものから順に入っていく事になっているため、一国の総統であり、皇太子の友人であるグルッペン達は最後の方だった。
使用人に開かれたドアをグルッペンとA、トントンとシャオロンという組み合わせではいると、中には沢山の人がおり、全員がこちらを見ていた。
「あれが我々国の総統と書記長か。」
「我々国の幹部に女性っていたかしら?」
「お二人共綺麗な女性だこと」
「総統の隣にいる人綺麗だな。2人で並んでいると眩しいくらいだ。」
「あんなのに来られたら私が霞んじゃうじゃない」
と、それぞれがヒソヒソと話しているのを聞いたAは少し不安になったが、グルッペンの「堂々としてろ」という言葉のお陰で、堂々と歩くことが出来た。
しばらくすると、皇太子と皇后が見えた。
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
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シー(プロフ) - 狐さん» 狐さんありがとうございます。直しておきました。これからもよろしくお願いします! (2018年11月26日 6時) (レス) id: a45ec2db1a (このIDを非表示/違反報告)
狐(プロフ) - 初コメ失礼します。鬼ごっこ4の所おるが降りるのおるになってる気がする。(漢字ダメ野郎)あっていたらごめんなさい (2018年11月25日 22時) (レス) id: b010f9e5a3 (このIDを非表示/違反報告)
シー(プロフ) - 腐・林檎さん» 腐・林檎さんありがとうございます。期待を裏切らなくて良かったです笑 (2018年11月25日 17時) (レス) id: a45ec2db1a (このIDを非表示/違反報告)
腐・林檎 - 紺狐(ユウ)さん» 言っちゃ悪いかもしれないので、先に謝罪します。すいません、ユウさんって、ユウちゃんっスか?部外者が失礼しました。 (2018年11月25日 13時) (レス) id: bedc22dee4 (このIDを非表示/違反報告)
腐・林檎 - シーさん» 私の期待を裏切らない。そんなあなたが大好きです^^鬼ごっこいいですね。面白いです。更新頑張って下さいね(^ω^) (2018年11月25日 13時) (レス) id: bedc22dee4 (このIDを非表示/違反報告)
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