恋心…。 ページ1
あっ…。
突然目の前が真っ暗になり、空っぽになった。
目が覚めた時…そこは固いベットの上だった。
看護師 「お連れの方、目覚められましたよ。」
名無し 「………?」
安 「だ、大丈夫…?」
顔を除き込まれ、どう反応して良いのか戸惑
う。
安 「ちょっとだけ、話せる?」
耳元で囁かれ、何故か頷いてしまった…。
安 「後は何処も、痛い所無い?」
看護師 「先生に連絡してきます…。」
安 「お願いしますぅ。」
無言で辺りを見渡して見る…。
看護師と一緒に、白衣を着た男性が入ってき幾
つか質問に答え説明を聞く…。
私は…?
医師 「まぁ…。大丈夫でしょう帰って…。」
名無し『…か・え・る…?』
頭の中がまだ、モヤモヤしていて…上手く声が
出ない…。
名無し 『…ど・こ・に…?』
医師 「まぁ…あちらさんには…上手く言っとく
けど…。章ちゃん本当にこの子…。」
安 「しゃ〜無いやんか…何か…可哀想やし…。
不安やろうし…。それに何となく、一緒に居っ
たほうがええ気がするし…。」
二人の会話を聞きながら、章ちゃんって呼ばれ
た人の視線を追う…。
そこには…二人の制服の人が立っており、看護
師と何か話している…。
医師 「分かった。一応、ここに連絡先書いとい
て…。色々気を付けなダメやで…。」
安 「おん。おおきに…助かるわぁ〜。起きれ
る?」
頷いてベットから体を起こそうとする…。
頭に痛みを感じ顔をしかめる…。
安 「大丈夫…?」
頷いてベットから立ち上がってみる…。何か…
フワフワして、地に足が着いていないよいな気
がする…。
安 「なら、行こうかぁ!?」
医師 「気を付けて…。何かあったら直ぐに連絡
しいゃ〜。」
安 「おん。頼むわぁ…。」
優しく差しのべられた手を取り、出口へと向か
い進まれるまま車の後部座席に乗り込む…。
安 「きつかったら横になっときぃやぁ…。安全
運転するから…心配せんときぃ。あっ!ちょっ
と待っといてやぁ渡すの忘れとったわぁ。」
バックミラーの小さい物から何かを取りだし、
慌てて外に駆け出していく…。
どれくらいたったのだろう…。
体がダルくそのまま目を閉じ…微かに車が動く
のを体で感じながら深い暗闇に堕ちていく…。
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みけねこ(プロフ) - 初めまして。お話、ドキドキしながら読ませてもらってます!この先どんなお話になるのか楽しみです。 (2020年3月10日 12時) (レス) id: 5ac0d2c424 (このIDを非表示/違反報告)
月桜 - 月桜で作者って検索したらあるよ。占いツクールで。 (2017年8月20日 19時) (レス) id: 89fc8f4bc7 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃま。(プロフ) - 月桜さん» えΣ(゜Д゜)そんなことに…。どうやったら行けるの!? (2017年8月19日 17時) (レス) id: 6d20e51ccc (このIDを非表示/違反報告)
月桜 - 月桜とちゃま。の相談室っていうホムペにきて!来たらコメントしてね(^∀<) (2017年8月19日 10時) (レス) id: 89fc8f4bc7 (このIDを非表示/違反報告)
月桜 - いいよ!ありがとう♪ (2017年8月14日 13時) (レス) id: 89fc8f4bc7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちゃま。 | 作成日時:2017年8月11日 0時