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#35 ページ36
〜重岡 side〜
「小瀧は、俺のこと太陽やって言ってくれたけど」
俺は、どうやら小瀧を照らすことができたらしい。
「小瀧も、俺の太陽になってくれた」
小瀧も俺を照らしてくれた。
明るくて、眩しい存在でおってくれた。
「ほんま、に?」
小瀧は笑みを浮かべながら、俺に手を伸ばした。
その弱々しくなってしまった手を優しく握って、首を縦に振った。
「うん。ほんまに」
「そっ、か」
そう言って、小瀧の目はだんだんと閉じていった。
このまま俺が小瀧の世界に映ることはなくなるんや。
そう思ったら、いつのまにか小瀧の手を両手でぎゅっと握って、泣き叫ぶくらいの勢いで小瀧の名前を呼んでた。
「っ、の……ぞむ!……望!!」
目を瞑ってまう寸前に小瀧は、小さな声でそっと呟いた。
「ありがとう、大毅」
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作者名:シャルル | 作成日時:2019年7月14日 21時