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#31 ページ32
「小瀧ぃ、そろそろ寝よか?」
2人して並んでバラエティー番組を見て、2人で顔を見合わせて笑って。
しげは体に支障がなるべく出らんように!って、日付超える前には俺を寝かせようとする。
大学生になって、日付超える前に寝ることもぐんと減ってたし、それはしげも同じやと思うけど、しげは早よ寝え!!ってうるさかった。
「ほんま、おかんみたいやわぁ」
「うるせえ!」
まぁ、でもたぶん。
しげは知っててくれたんやと思う。
俺が夜中ひとりで不安で寝れなくなるのを。
少し早めに布団に入って、俺が眠りにつくまでしげはずっと起きててくれる。
「しげー?」
「んー?」
「ありがとな」
「急にどうしたん?」
しげは、ははって笑いながら、早く寝ろなんて言って布団を掛けてくる。
お礼は言えるうちに言っておかんと。
いつ、自分の命が尽きるかわからんから。
そんな不安との戦いではあったけれど、その不安もしげとおったら消えていくんや。
「おやすみ、小瀧」
「ん、おやすみ。しげ」
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作者名:シャルル | 作成日時:2019年7月14日 21時